ゲーミングディスプレイとの消費電力比較(↑)時にある意味圧倒的な存在感を示していたNANAO(EIZOブランド使用前)の17インチ曲面CRTディスプレイ。恐らく95年頃の品。別名腰破壊兵器。
実はさすがの我が家も置き場所等の関係でCRTモニタや旧型TVは早々に処分してしまっており、コレは2008年にCRTに拘っていた(グラフィック系職業の)人が予備機として保管していたのを頂いたもの。
もう一度Parheliaの本気を見るのもいいかな?なんて感じで。
私にとっても母にとってもある種の憧れだったNANAOのCRTモニタ。最近ではほぼ見なくなった5分割タイプの入力ケーブルも付けてくれた。通常のD-Sub入力も備えるので2系統入力となり、切り替え操作もワンタッチで素早く優秀だ。
スタンドは左右回転とチルト機能を備え、ある程度のポジション取りが可能。重たい本体を支えつつ16年以上たった今でも滑らかに動くということが、その耐久性を証明している。
あまりにでかい奥行きと平坦な上面。空間占有容積はヘタPC本体よりもでかく、発熱も結構ある。昔はよくモニタの上にモノ置いてたよね!
もらった当時は画面調整ダイヤルが陥没し、上手く調整できなかったが、軸にヒモをひっかけて目いっぱいひっぱるという乱暴なやり方で修復。画面自体はわりといい状態で生きていて、往年の発色を見せ付けてくれが…調節は結構シビアになってきていた。糸巻き歪み調節とか項目名だけでも懐かしいね!
貰ってから2年ほどは問題なく使えており、常用品としてParheliaの本気を見せ付けてくれたのだがさすがに経年劣化を起こしたのかたまに写らなくなるように。そういう時は叩くとなおる(オイ
恐らく垂直信号辺りが内部クラックで接触不良を起こしているのだろうがさすがにCRTの内部は「マジで命に関わる」ので触らない。
他の旧型モニタと同じく2010年一気に家中のモニタを入れ替えたので常用終了に。しかし液晶モニタ5台分くらいの保管場所を要する。
発色に関してはPA241Wが、ゲーミングに関してはXL2420Tが「液晶の進化の現実ってやつ」を見せ付けてくれたし、私自身以前ほど色に拘りは無くなっている。
CRTとしてみても旧型な56T・Sだが、もしこれを手放してももうCRTを入手する事は無いだろう。正真正銘我が家最後のCRTである事に違いはない。
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購入金額
0円
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購入日
2008年頃
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購入場所
はにゃさん
2012/02/25
24KHzが映るって理由だけなので、そのうち IOさんのスクエアと入れ替えるかも。
名湯さん
2012/02/25
以前、父親と28インチワイド(トリニトロン)を運んだ事がありますが、2人掛かりでもやばかったですね。あれは。
下小川さん
2012/02/25
古いハードの画面表示できるのは貴重ですよね~
フラットCRTいいですね!私は結局コレ含めて曲面CRTしか使うタイミングがありませんでした。テレビなら大型ブラウン管以前ありましたがありゃもう2人がかりじゃないとムリだ…
ぽんぽんぽんさん
2012/02/26
その端子搭載のトリニトロン管モデルと
カノープスの拡張カードで5本接続するのを夢見たけど
実現できなかったのを思い出しました
下小川さん
2012/02/26
監視カメラとかには1本タイプ使うんですけど、D-Sub→5連はもう見ませんね。
カノープスにトリニトロン!憧れですね~
…いつの間にコンシューマ向け製品ではカノープスの名前殆ど見なくなってしまいましたね。キャプチャボードくらいでしょうか。