秋葉原でPCパーツ販売がまだまだ主流で、熱かった頃に購入。
30kgの重さと奥行き50cm以上の圧巻の21インチブラウン管ディスプレイ。
SonyがOEMで、近似型番としてはおそらくCPD-G500。
画質良し、発色良し、文字の表示良し、解像度とリフレッシュレート良しの完璧なディスプレイでした。
85Hzのリフレッシュレートで、1600x1200ドットの高解像度表示が可能。
AfterEffectsのバージョンは当時5.5でしたが、バリバリ使用出来ました。
Photoshopも同様で、プロパティを開いても使用しやすかったです。
10年選手のこのディスプレイ、とうとう引退です。
電源投入後、10分くらい明滅を繰り返すようになってしまいまいました。
明るさも大幅に飛んで白っちゃけてしまいまして、使用するには厳しい状態。
それでもすごいのは電源は入るし、VGA側の設定で明るさを最小に、ガンマを下げて暗くするとまだ使用できたりする。
ああ、昔の製品は高かったけど、それだけに満足度も完成度も高かったなぁと感慨にふける。
1年あたり9980円っていうのは信じられないくらいの高コストパフォーマンス。
更に言うと、今の液晶ディスプレイでは味わえない高品質な絵の作りです。
応答速度の速さでムービー合成、編集はブラウン管でないと厳しいとまだまだ思う今日この頃。
それでも泣く泣く廃棄せざるをえない。
10年使用出来たこのディスプレイに感謝。
ああ、次は応答速度の早い液晶が見つかるといいなあと思いつつ、いやいや、まだ会社にブラウン管ディスプレイがあるからそっちを使用すればいいじゃない?
両方使ってみて、良い方を選びますか。
パソコンファームにこのディスプレイを廃棄するために送るのですが、なんとも哀しい気分です。
しばらく飾っておきたいくらいですね。
さようなら、ありがとう、P260。
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購入金額
99,800円
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購入日
2002年12月01日
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購入場所
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ジェイソン太郎さん
2014/02/18
プレカリアート真面目明さん
2014/02/18
パソコンファームすごいですよね。