これもハンドハンマードシンバルで、「İstanbul Agop」と「İstanbul Mehmet」に分裂前のヴィンテージ「İstanbul」。
現在常用している“白抜き”シリーズA.ZildjianシンバルセットではRideは最も一般的な20インチの「Medium Ride」を使っている。
非常にオールラウンダーなシンバルで、ジャズのようにシンバルのボウ(中間部)を叩いて「チ~ンチッキ、チ~ンチッキ」と4ビートを叩いても、ロックやフュージョンでカップを「カン、カン、カン、カン」と叩いて盛り上げても、ヘヴィメタ等でココ一発のところでエッジを叩いて特大アクセントのクラッシュとして使ってもすべて何とかソコソコこなす。
レコーディングならともかく、通常演奏中にドラマーがシンバルを替えることはないし、大きめのシンバルなので複数枚セットして曲によって叩き分けると言うこともあまりない(プロには左右に一枚ずつセットするなどで叩き分ける人もいるけどw)。したがって一枚目のトップシンバルとしては正解だけれども、やっている曲調が固定化してくると、そのオールラウンダーな性格が災いして帯に短したすきに長し...という感もある。
本品購入当時cybercatはFunkyな歌モノバンドや、フュージョンコピーバンドをやっていたので、Ping音の粒だちが良く、カップの音が「カ~ン」と高く“通る”Rideが欲しく、İstanbulのセットではそっち方面に振ることにした。
一般に同じ口径では重いシンバルの方がピッチが高い。軽いシンバルはCrash成分が入り音が濁り下に沈むのに対して、重いシンバルはその濁りがないため高周波成分が多くなる。また音の伸びも良いので“通り”も良い。んで1枚Mediumがあるので、次に買うヤツは“重く”しようと...
....極端に重くしてみたw
「“EXTRA” HEAVY RIDE」w
とっても重い。その分、カップの音は強力!!ガンガンひっぱたくと、とてもウルサイ。でも他の楽器に負けない!勝つる!音楽は自己主張だ!勝つか負けるか、殺るかやらr(ry...ではなくて。
サビで盛り上がってきたときに使う、ギターソロのバックで使うなどの用途で活躍。モノは手打ちならではのうねりが見られる。
THIN CRASHより深めのうねり。
でも槌の打痕はSPLASHみたいには明瞭ではない。
..種類によってイロイロ考えて造ってんだよ!byシンバル職人←ホント?ちょっとサビが出てきたのでケアしないとな...
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購入金額
25,000円
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購入日
1990年頃
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購入場所
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