レビューメディア「ジグソー」

今夜...素敵な夜に

所持する音楽データに対する私利私欲...イヤ私情私見あふれるコメント、音楽の杜。こういった分野のものは「好み」ですし、優劣を付けるのもそぐわない気がしますので、満足度の☆はあくまで私的な思い入れです。クリスマス誰にとっても気分が浮き立つもの。海外のアーティストが日本のために制作した、その日に捧げる歌が詰まった、素敵なアルバムをご紹介します。

Shakatak(シャカタク)はイギリスのコーラスフュージョングループ、いや現在では女性ヴォーカルフュージョングループ、と言っても良いかもしれない。キーボードのBill Sharpe、ドラムスのRoger Odell、ベースのGeorge Anderson Jrに女性ヴォーカルのJill Sawardを加えた4人組。日本では「Night Birds」でブレイクし、そのポップで親しみやすい旋律とスマートな演奏とで人気を博した。ただ日本ではボーカルもののフュージョンというのは根付かなかったので、ジャズボーカルと言うにはポップで、ポップスグループと言うにはインストの比重が多い、その立ち位置は独特なものになっている。

本盤はそんな彼らが日本向け企画として10年ほど前に成したもの。もう、全てクリスマスソングで、彼らならではのスマートでスムーズな演奏でとても粋。さすがにここまで「ど」クリスマスソング集だと他の季節に聴くのはう~んだけど、ここ一週間、特に今宵はぴったり!
ロマンチックな装丁ww
ロマンチックな装丁ww
「Silent Night」、きよしこの夜は旋律は着実に譜面通り?なんだけど、イカしててコードとベース音の付け方が美しい(特に日本歌詞では“ねむりたもう”のところがたまらなくジャジィ)。基本ピアノで優しくスウィングするが中間部のギターソロがピッキングが優しくてイイネ。二人の距離を縮めてくれるヨ!

「Christmas Eve」はあの山下達郎の曲。ボサノヴァ風にリムショットが入るリズムで、Shakatakらしいコーラスで♪Silent night,Holy night♪と入る。途中のピアノソロが切ない。盛り上がってキタゾw

ラストの「The Christmas Song」はゲストボーカルのTracy Ackermankのロマンチックな歌声と、Phil Toddのソプラノサックスが絡み去りゆく聖なる夜を飾る。暗くして聴いてネww

自分の持つのは当然CDだけどAmazonにmp3版があるみたいなので、試聴ファイルがあるそっちに繋いでマス。何回かに分けてお送りしたクリスマスソング特集?も一応コレでおしまい。想い出に残る夜を!

【収録曲】
1. Winter Wonderland
2. Silent Night
3. Jingle Bells
4. A Christmas Dream
5. God Rest Ye Merry Gentlemen
6. White Christmas
7. Christmas Eve
8. The Christmas Song

Shakatak HomePage
  • 購入金額

    2,000円

  • 購入日

    1990年頃

  • 購入場所

15人がこのレビューをCOOLしました!

コメント (2)

  • cybercatさん

    2011/12/24

    このアルバム、曲順もイイんすよ。

    kusabuturiさんはいい夜過ごしてマスか?ww

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