小学生の時に、テレビ放映のナウシカを見、「なんだこれは!」
と衝撃を受け、ナウシカナウシカ言ってたら、
父が書店で発売中の1~4巻まで注文して買ってきてくれましたw
5巻、6巻、7巻あたりの内容は、連載中の「アニメージュ」を
おこづかいから毎月買っていましたね。
流石に全部捨ててしまいましたが(涙
1~6巻には、カラー口絵がついているのですが、
とてもイイ絵なので、1~4巻のそれは、切り取って
1巻付録のポスターとともに全部壁に貼ってました。
壁に張っていた分は、流石にぼろぼろになってしまったので、
口絵のために1~4巻を買いなおしてあります。
ナウシカが非常に肉感的で、美しいのですが、
小学生のころは胸が気になって気になって仕方ありませんでした。
「胸の弾薬入れにあんな堅そうなもの詰めて痛くないんかな?」
とか、「テトが入れられる谷間って…」とか。
王蟲の殻を見つけて、セラミックの刃で採ろうとして、
手がしびれるシーンとか
弾薬の中身の火薬をトントンと殻の目の周りに並べて、
火花でボム!とやるとか、
人には慣れないキツネリスに指をかませて「ほ~ら怖くない、怖くない」とか
ユパ様の「いかん、怒りに我を忘れている」とか
思い出すのは1巻に入ってる映画のシーンばかりですねw
シーンとしては同じなのですが、
映画版と漫画版とでは、シチュエーションがだいぶ違います。
父王がクシャナ一行に殺されるシーンはありませんし(天寿を全う)、
ナウシカは、蟲使いという忌むべき存在に辱めを受け、我を忘れて暴れます。
戦争も、土鬼(ドルク)という、トルメキア&辺境諸国とは言語形態の違う国との戦争であって、
その中で、巨神兵・王蟲の子のおとり・大海嘯の引き起こされ方
などの扱いが変化しています。
クシャナは、原作のほうが格好いい気がしますね。
特に、兵たちの手向けとして長い髪を切り落とした後からのクシャナが
私は好きですw
策謀と毒、権力争いと血にまみれている中で、自らの道を貫き続けてる感じがしますもん。
1巻からのストーリの概略を書いてみます。
1)ユパ様風の谷を訪ねる。風の谷の王ジルは病床。娘ナウシカが、ヴ王の招集した
戦役へと赴くという。そのころペジテ市の船が風の谷へ墜落。ヴ王から攻められたという。
ペジテのラステルから、ナウシカは秘石を託される。
戦役では、腐海を突っ切り、土鬼(ドルク)へ侵攻する命の下ったクシャナ軍へと配属される。
腐海のそばの集合地点にて、ペジテのアスベル、ガンシップでクシャナ軍の船を攻撃。
が、腐海へ墜落する。ナウシカ、メーヴェにて捜索。アスベルをすんでのところで助ける。
2)腐海から脱出の際、土鬼(ドルク)の船と遭遇。
その中で、酸の湖の計略を知る。味方の全滅を防ぐため、単身酸の湖へと乗り込むナウシカ。
王蟲の子を、クシャナの船で群れの中へ帰す。
(映画版はこのあたりまでを土鬼(ドルク)との関わりなしに描いています)
負傷した船隊を風の谷へ帰すクシャナ軍。南下作戦自体が計略だったが、
大海嘯の予感を感じ、クシャナ軍とともに南へ行くナウシカ。
そのころユパも、腐海を探る必要があると、蟲使いの船へ密航、
王蟲が培養漕で作られているのを知る。
3)マニ族僧正により命を救われたユパは、アスベルとケチャと合流。
アスベルから秘石の秘密を知る。
クシャナ軍は、腐海を抜けるが、腐海ではないところで瘴気を放つ
腐海の植物らに遭遇。クシャナの主戦力第三軍は、父・兄王たちの計略により
全滅の危機に瀕していた。
土鬼(ドルク)に墜落させられたユパ達は森の人と邂逅。
残る1隊と何とか合流したクシャナ。奇襲により、攻城包軍を突破する。
4)ナウシカはクシャナ軍と袂を分かち、単身さらに南へ向かう。
ユパを探しに旅に出たミトたちは、巨神兵が船で運ばれているのを見る。
クシャナ軍は、蟲の大群に出合う。大海嘯の始まりを感じ、
友軍に危険を知らせに行くも、蟲の勢いはとどまらない。
仇敵の第三兄王すら、あっけなく蟲に喰われるのを見る。
オアシスでチククという少年と出会うナウシカ。
土鬼(ドルク)の戦艦がまき散らす瘴気が、大海嘯の引き金であることを知る。5)土鬼(ドルク)では、神聖皇弟に代わり皇兄が実権を取り戻す。
ミト達とユパ・アスベル・ケチャは、ナウシカを探し旅を続けている。
蟲に襲われるも、難を逃れたクシャナとクロトワ達は、瘴気の中、機を待ち続けていた。
そこへユパ達のガンシップが下りてくる。世界の行く末を見届けるまでは、と
アスベルは一時停戦する。しかしクシャナは、皇兄に囚われる。
大海嘯が始まった。土鬼(ドルク)の作った粘菌をも、森へと迎え入れようとする
王蟲と腐海の森たちに、ナウシカは共に森に沈もうとする。6)大海嘯は治まった。粘菌を浄化し、王蟲たちは死んでいった。
ナウシカは、王蟲の漿液に守られ、生きていた。
しかし、心は、王蟲の心の深淵、その岸辺に至ったまま。
森の人セルムと共に、心の森を旅するナウシカ。
腐海の秘密、その尽きる場所を見、自分たちの世界へ戻る決意をする。
目覚めたナウシカは、土鬼(ドルク)のトルメキア侵攻をとめようとする。
チククと共にチャルカの処刑の場へ赴いたナウシカは、民衆を説得。
ヒドラと巨神兵で世界を掌握しようとする神聖皇兄のもとへ、巨神兵を倒しに行くが、
目覚めた巨神兵は、ナウシカを母として認識する。7)シュワの墓所へ、あるべき場所へ、巨神兵オーマをゆかせるナウシカ。
シュワの地の庭で、腐海が作られたからくり、今を生きる人間という種、の謎を知る。
そして、すべての真実をつまびらかにするために、墓所の中へ。
7巻は全部書いたら面白くないのでざっくりですがw
5巻の時点で、大海嘯の中、王蟲と共に死ぬ決意をナウシカがするんですが、
どうもその時点で、ナウシカは一度解脱してしまってますね。
ほぼ、向こう側に行ってるし。
その後は、何やっても救世主という雰囲気がします。
最後のネタバレはおいておこう。
が、「私たちは自分で選ぶ!という」ナウシカの選択は、私はありだと思います。
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購入金額
3,000円
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購入日
1995年頃
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購入場所
退会したユーザーさん
2011/12/21
何度も読み返していろんなシ~ンが
頭をよぎるですね(・・
その後のナウシカを読みたいものです(・・b
aoidiskさん
2011/12/21
買いましたね。
懐かしすぎ 学生時代を思い出しちゃいました。
※いつの間にやら名作になっちゃいましたね。
愛生さん
2011/12/21
我輩!テトであーる♪さん
2011/12/21
なぜかトイレに置いてあります。
一人でゆっくりいつでも読める場所、、、、
トイレなのでした!!
なので友人が来るとトイレからなかなか出て
こないんです。
ふじしろ♪さん
2011/12/21
それぞれに心に残るシーンが山盛りですよね~。
私も、その後の「ナウシカの子ども」とか「孫」とかそういった話が読みたいですw
aoidiskさん>
今になって、ああ、あの雑誌置いておけば…とか
よくありますね。
置いてたら、家が大変なことになってるのは確実なのですが。
ほんと、懐かしいです。
>※いつの間にやら名作になっちゃいましたね。
全くその通りですよね~。
精神論がどうの、という前に、ナウシカはやっぱり「血沸き肉躍る冒険物語」だと
思います。
ふじしろ♪さん
2011/12/21
ありますか!
一家に一つ!良いですね~
Hiroさん>
トイレは、子どもがいる家は、実はイチバン落ち着ける場所かもしれません。
トイレ中だと「あそんであそんでー」も聞かないですしw
芳香剤のにおい臭くならないようにするのだけが大変ですが…。
>なので友人が来るとトイレからなかなか出て
こないんです。
ナウシカ一気読みですかね!それは中々、出てこれないでしょうねー
kenさん
2011/12/21
私も1~4巻位までは、持っていましたが、その後全巻揃えずに捨ててしまいました。
未だに、後悔しています。
UDさん
2011/12/21
私は「シュナの旅」の方が好きですw
ふじしろ♪さん
2011/12/21
大きいサイズで、場所とりますしねぇ…。
コレクションはなかなか、大変です。
また機会があれば読んでみてください☆
UDさん>
シュナのほうが素直に読めますよね。
人間っぽいしw
ナウシカは、格好いいし優しいし美人だけど
救世主すぎて、だんだん思い入れが…
理想を追いすぎると、感情移入はむずかしいですねw