この標本はオーストラリア産です。
ジルコンはジルコニウム(Zr:ジルコンから発見された元素)を主要元素に持つケイ酸塩鉱物で、世界各地で産出されています。
純粋なものは無色透明ですが、いろいろな不純物を含むことで、色が付いていきます。中でも良質なものは宝石として加工されています。
産出されるものは黄色、黄緑色、オレンジ色などの褐色系のものが多く、ジルコンという呼び名はペルシャ語の zar(金の意)とgon (色の意)に由来しているそうです。
ジルコン中のジルコニウムの一部はウランや、トリウムといった放射性物質に置き換わっており、それらの放射線による損傷によって年代測定を行うことができます。
2001年には44億年前に生成されたジルコンも発見され、含まれる酸素原子の痕跡に水と反応したと思われる痕跡があり、そのころに海があった可能性も発見されるなど、いろいろと重要な鉱石となってます。
英名:Zilcon
和名:風信子石
組成:ZrSiO4
結晶系:正方晶系
硬度:7.5
比重:4.7
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購入金額
315円
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購入日
不明
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購入場所
リーダーさん
2011/12/20
eulerさん
2011/12/20
私のジルコンいつくらいのか年代測定してくれないかな・・・タダで!!
トム様さん
2012/01/12
名前や元素記号しか知らないような元素にも、しっかりと勉強してみれば面白い現象、面白い歴史が眠っているのでしょうね。
eulerさん
2012/01/12
他の鉱物、元素も調べると面白そうですね。
R-O-G-Eさん
2012/01/12
良いものですね( ´∀`)
フィッショントラック法は…と思いましたけど、
44億年は流石に古すぎて無理そうですね(笑)
eulerさん
2012/01/12
せいぜい半減期を利用してるのか?くらいしか・・・
でも44億年前まで計測できるなんてすごい世の中ですね~