久しぶりの鉱物コレクションです。
コレは買ったのではなく土産物としてもらったものですが、引っ越しの荷物からようやく発掘。

カメラが悪いので色がおかしいですね・・・

有名な石なのであまり説明はいらないですね。

語源はギリシャ語の”amethystos”で酒に酔わないという意味らしいです。
何故これが語源になったかというとギリシャ神話で酒に酔ったバッカス（お酒の神）が、他の神に戒められた腹いせに、最初に会った人を虎に襲わせようとしたところ、月の女神の女官”アメジスト”が通りかかり襲わせます。しかし、それを月の女神”ダイアナ”がアメジストを透き通った水晶に変えそれを守ります。そこで反省したバッカスがお酒をその水晶にかけると美しい紫へと変わっていったというお話があります。

そのため、アメジストで作った杯でお酒を飲むと酔わないとか、災難や恋の悪酔いから守り良縁を呼ぶとも言われています。

ちなみに正確にはアメジストではなくアメシストですが、日本ではアメジストと呼ばれる方が定着しているようです。

また、アメジストの紫は太陽光に長く当たると退色（色あせる）ことがあるので、保管には注意が必要です。

英名：Amethyst
和名：紫水晶
組成：SiO2
色：紫色
結晶系：六方晶系
硬度：7.0
比重2.65