レビューメディア「ジグソー」

Windows上でAndroidを動かす!

1週間ほど前の仕事帰りの帰宅時に。職場の同僚と電車を待ってる間しばし談笑していたら話題はAndroidについての話に。
ふと、その同僚に「Android持ってるの?」と聞いたら「持ってるけど使ってない」といって同僚がカバンの中からOptimus brightを出して見せてくれました。
冗談で「使ってないなら頂戴よ。」と言ったら、まさかの「いいですよ」との返事・・・。あの・・・これ、まだまだ現行機種なんですが・・・。

というわけでOptimus brightを譲ってもらうことができました。なんでも、他にも複数端末を持っていて、このOptimus brightも縁があって手に入れたけど一切触ってないとのことでした。


★☆ Optimus brightの特徴 ☆★

これがそのOptimus bright。
Optimus bright
Optimus bright


名前が表すとおり、700カンデラという非常に明るい液晶が最大の特徴の機種です。
実際めちゃくちゃ明るくて、部屋で使うのにはこんなに明るい必要はないのですが、これまでiPhoneやXperiaでは天気のいい屋外で使用するには無理がありましたが、なるほどこの輝度なら屋外でも室内で見るのと同じぐらいはっきりと画面を見ることができます。

二つ目の特徴がこちらの着せ替えカバー。
3色の着せ替えカバー
3色の着せ替えカバー

どれも個性的で、このピンクやブルーも自分が好きなビビッドなカラーでとても気に入っています。
もらったときはブルーでしたがピンクに着せ替えてみました。


★☆ SIMを入れてみる ☆★

現在はガラケーの「SH-06A NERV(通称エヴァケータイ)」とスマホは「SO-01B(XPERIA)」の2台もちです。


SH-06Aのほうは通常のdocomoの契約で、XPERIAは日本通信のb-mobile 1GB定額SIMにて運用しています。



XPERIAもAndroid 2.3化して非常に快適に使えていますが、さすがにスペック的に最新モデルであるOptimus brightに比べるとサクサク感では適わないため、XPERIAで使用していたb-mobile SIMをOptimus brightに差し替えてみました。

画面には『(通信サービス無し)』という表示が出ていますがきちんと通信することができました。

(実は、何度やっても『無効なUIMカードです』と表示が出て諦めていたんですが、この文章を書くために再度チャレンジしたらあっさり動きました・・・。本来なら「使えない」っていう内容を書く予定だったんですがw)


★☆ 本題。Windows上でAndroidを動作させる! ☆★
もらったOptimus brightを一通りいじくっていたら設定項目で気になるメニューを発見!
On-Screen Phone
On-Screen Phone

その名も「On Screen Phone」。どうやらこの機能を使うとPC上でこのOptimus brightを操作することができるようです。

これまでもMacでVMWare Fusionを使ってWindowsを動かしたりとか、Windows上でLinuxを動かしたりとか、1台のPCでいろんなプラットフォームのアプリを動かせることになぜか非常に興味が沸いていろいろやってきました。

これはぜひ試してみるしかない!ということで早速やってみました。

使い方はとても簡単。
http://www.lg.com/jp/mobile-phones/download-page/L-07C/product-info-on-screen.jsp
まずはLGのホームページよりOn-Screen Phoneのクライアントをダウンロード。

On-Screen Phone インストール
On-Screen Phone インストール

解凍して出てきたファイルのうち、まずはL-07Cのドライバーのインストーラー「LGUnitedMobileDriver_S4981CAN33AP22_ML_WHQL_Ver_3.3.exe」をインストール。
次にOn-Screen Phone本体の「LG_JAPAN_OSP_Setup_1.3.1.exe」をインストールします。

あとはスタートメニューから先ほどインストールしたOn-Screen Phoneを起動し、ウィザードに従っていくだけ。
ケータイとの認証コードを打ち込むのですが、初期値は「0000」と設定されていますが変更可能です。
なおOptimus brightとの接続方法はUSB接続のほかにBluetooth接続も選べるのですが、今回はPC側にBluetoothを付けていない為パスしました。

ウィザードでわずかな設定項目を一通り入力するだけで早速Windows上にAndroid画面が現れました。
b-mobileSIMのため「(通信サービス無し)」の表示が出ています。
b-mobileSIMのため「(通信サービス無し)」の表示が出ています。

ここからの操作はマウスを使って行います。

Androidホーム画面
Androidホーム画面

本体下部のホームボタンや戻るボタンなどがマウスで押せるのはもちろん、電源ボタンやボリュームボタンもクリックで操作可能です。
画面スクロールなどはOptimus bright本体で見るよりは滑らかさは劣りますが、十分な動きだと思います。

注意事項としてはあくまで通常はOptimus brightのスクリーンをタッチするところを画面上で代わりに操作しているだけで処理や出力は通常通りOptimus bright上で行われているということ。

たとえばPC上のウィンドウで操作をすると連動してOptimus brightの画面も動きます。当然画面は付きっぱなしです。
音声の出力もPCのスピーカーからではなくOptimus brightのスピーカーから出力されています。

音声はOptimus brightから流れます。
音声はOptimus brightから流れます。



一番残念だったのが動画再生やカメラアプリについてはOptimus bright条には映像は流れるもののPCのウィンドウには表示されないこと。
まあ動画再生についてはPCがそこにあるわけなので使うことはないのでしょうが。
あと考えてみたら、音声についてはイヤホン出力とPCのライン入力をつなげばPCから音を出せそうですね。

今のところとりあえずPC上でAndroidの操作ができるようになったものの、WindowsだとできなくてAndroidじゃないとないようなソフトも見当たらないのでこれといった使い道はありませんが、何か面白い使い道があったら教えてください。ゲームが好きな人はAndroidのゲームがPCでもできるとかの使い道があるかもしれません。

このままPC内部にパーツとして組み込んでやろうか、やはりXPERIAと持ち変えるのがいいのかちょっと悩んでしまいます。
  • 購入金額

    0円

  • 購入日

    2011年11月04日

  • 購入場所

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