右足(一部左足含む)が
これなら、左足はこっち。
ハイハットスタンド。
かなり古いツール。
ツインペダルより前、ドラムを始めて間もなく。
YAMAHAの9シリーズで上級機種。
なぜそうしたかというとレッグ(脚)の安定性と、反発力調整のためのネジ。
脚は価格に比例してしっかりするものになるので、ある程度以上のものでないと安定性が損なわれる。
またハイハットは2枚のシンバルを合わせた構造で、ペダルを踏むと2枚が合わさり「チ・チ・チ・チ」というミュートされた音を、ペダルを緩めると「ツー」といった2枚が響き合う音がする。つまり、ペダルを緩めると自然に2枚の間が開くようにバネで引っ張り上げてるわけ。これを緩くすれば軽い力で締めることができるし、きつくすればオープンの追随性が高くなる。中級機以下だとこのあたりが調整できない、もしくはいくつかのプリセットからしか選べない/調整に工具がいるなど不便だが、これはペダル上に調整用のシリンダーが付いていて細かい調整ができる。かなり古いものだけど、気に入ってるのはフラットでスクエアなペダル形状と伝達機構が硬質プラスチックを使ったダイレクトプル方式と言うこと。ペダルを踏む動作を(上側の)ハイハットを止めてある棒を引っぱって下げる動作に変換する必要があるのでそのつなぎ目に様々な素材が使われる。
一般的なのはベルト。安価でメンテフリー(のびや切れは可能性あるが)、ノイズも少ない。ただダイレクト感に欠ける。
最近多いのはチェーン。歯にチェーンがかみ合うのでダイレクト感はある。ただ少しノイズがあることと、踏み込み側でなく開け側に関してはチェーンのたるみなどもあり、バネの調整如何では少し反応が悪い。
でこれはダイレクトプル方式。硬質プラスチックでペダルと上下棒を繋いであるので、締める方も開ける方も反応が良い。また伸びや油ぎれによるノイズも心配ない。cybercatは調整ネジをめいっぱい締めて素早く反応するようにしたのが好みなので、開け側もダイレクトに開くのが好みで30年近く愛用中。安いヤツだと、TOPのハイハット止めるネジがバカになってしまうんだけど。
でも最近チェーン方式に駆逐されてこの方式あまり選べない。使い勝手いいんだけどなァ。壊れたらど~しよ。
-
購入金額
12,000円
-
購入日
1982年頃
-
購入場所
退会したユーザーさん
2011/10/05
かっちょいいでつよね(・・
楽器できる人は尊敬してしまう(’’
ましてドラムって手足ばらばらに動いてまつもんねぇ(・・;;
cybercatさん
2011/10/05
>これが上手くきまると
ウマイかどうかは...
\(^_\)ソレハ(/_^)/コッチニオイトイテ.
>ましてドラムって手足ばらばらに動いてまつもんねぇ(・・;;
思うより完全にバラバラではないんですけどね。右手と左手は交互(が多い)。
右手を振り下ろしたときに(オープンなら)左足を上げる。
..など2つが連動してることが多いんですけどね。
makibisiさん
2011/10/05
確かに、説明を読むとダイレクトプル方式のほうが、音が良さそうですね。w
チェーンって、イメージだけですけど金属ノイズが入りそうですね。^^;
cybercatさん
2011/10/05
>確かに、説明を読むとダイレクトプル方式のほうが、音が良さそうですね。w
まぁ、機能より感性の優先する分野ですからあまり機構オタクでもいけませんが、
>チェーンって、イメージだけですけど金属ノイズが入りそうですね。^^;
これは入ります。ただ足下で鳴るギチっという音が上の方にあるシンバルまで響くかと言うと...
チェーンはメンテがいきどいてさえいれば他を圧する軽い踏み心地、ギアがかみ合うのでダブルチェーンなどにすれば横揺れなし、歯車の形状を工夫すれば(偏心などすれば)早くも軽くもできるなど工夫も凝らせるのでメリットも多いんですけれど。