所持する音楽データに対する私利私欲...イヤ私情私見あふれるコメント、音楽の杜。こういった分野のものは「好み」ですし、優劣を付けるのもそぐわない気がしますので、満足度の☆はあくまで私的な思い入れです。童謡と同じように心に焼き付いているメロディというものがあります。そんな懐かしい旋律を収めたアルバムをご紹介します。
ふきのとう。ともに北海道出身の山木康世と細坪基佳からなるフォークデュオ。デビュー曲「白い冬」の大ヒット後大きなヒットに恵まれなかったが、本盤に含まれる「春雷」がまた大ヒット。奇しくもアルバムジャケットは5年前のデビューアルバムと同一アングルで撮った写真(デビューアルバムは白黒)だった。二人とも曲を書き、二人ともリードボーカルがとれるが、最も黄金パターンであるのは山木の曲を細坪が歌い、山木がコーラスを付けるというもの。このグループに出逢ったのが中学生の時であったcybercatは小遣い貯めて最初に行ったコンサートが彼らでもあった。
「春雷」。黄金パターンでのヒット作。二人のハモリが見事だ。フォークと言ってもかつてのアコギ一本のものではなく、名手石川鷹彦の編曲により、見事のバンドサウンドとなっている。上手いオブリを入れるのはギターの角田順(もんた&ブラザーズ)。
「柿の実色した水曜日」。リコーダーがもの悲しいワルツ。♪いつか君が/大人になって/結婚する日/来るだろうな/冬と夏に/葉書を一枚/暇があったら/返事ください/いつものくせの右下がり/君の文字が見たいから♪マンドリンとギターがバッキングする王道のフォーク。
「青空」。アコギ一本のバッキングから始まるが徐々に盛り上がっていく。「青空」という題に反して激しい詞。♪あゝなんて/今日は長閑な日だ/なんて/幸せそうだろう/今日も/大空に絵を描くんだ/write way up/まずクレヨンで/write way up/そして絵の具で/write way up/吹き出す赤い血で/way up/廃墟を塗り潰してしまえ♪
彼らは解散後一度も再結成をしておらず、またガロやかぐや姫といった超大ヒットを持つグループに比べて地味であったため、時代に忘れられた感じになっているが、評価している人は評価してます。プレミアついてるし....(^^ゞ
【収録曲】
1. OPENING
2. 春雷
3. 赤い傘
4. まるで気まぐれ秋の風
5. ば~じにあ・すりむ
6. ほととぎす
7. 柿の実色した水曜日
8. おまえと生きる
9. 風を見ていた安兵衛
10. 沫雪
11. 青空
12. CLOSING
「柿の実色した水曜日」
フォーク王道
美しい旋律と、ハーモニー。
アコースティックギターとピアノを中心とした伴奏。
様式美だ...
-
購入金額
3,200円
-
購入日
1988年頃
-
購入場所
退会したユーザーさん
2011/09/27
愛生さん
2011/09/27
一瞬、漫才コンビかとw
cybercatさん
2011/09/27
当然コレも好きです!!
でも彼らとの出会いはこのアルバム(当然当時はアナログLP)だったのでこっちを。
cybercatさん
2011/09/27
>一瞬、漫才コンビかとw
ガ━━(;゚Д゚)━━ン!!
最近のフォークリバイバルブームでも、少し「遅れてきた」グループであったからか、再結成の話が一度もないからか、あまり話題にならず、kusabuturiさんの貼った「白い冬」が大規模な「フォーク全集」にやっと引っかかるくらいですので....
退会したユーザーさん
2011/09/27
ふきのとうと言えば白い冬くらいしか思い出しません(・・;
でもとっても好きな歌でした(・・b
kazさん
2011/09/27
私はこれが好きです。(^^)
cybercatさん
2011/09/27
>ふきのとうと言えば白い冬くらいしか思い出しません(・・;
>でもとっても好きな歌でした(・・b
やっぱり、名曲ですよね!
cybercatさん
2011/09/27
しかし「初夏」とは意外な線を...
私は「やさしさとして想い出として」や「影法師」、「柿の実色した水曜日」の中期のあたりがベストです。
kazさん
2011/09/27
おー、どれも名曲ですね。(^^)
その中だと、「影法師」が好きですね。
cybercatさん
2011/09/27
>おー、どれも名曲ですね。(^^)
曲名だけでスパッとわかるあたりが....ヤルナ..