定価が2310円という親切価格ながらその収録時間は70分を越え、ゲーム中の曲をしっかり収録。
アーマードコアシリーズは、PS2時代はテクノをメインとした電子的な曲が多かったのだが、プラットフォームをPS3&XBOX360に変えた4とこのfor Answer(以下fA)はコーラスやヴォーカルをとりいれたオーケストラ風な曲調が多い。Amazon等で視聴もできますが、このゲームをやっていない人が聞くと「ロボットアクションゲーム」の曲のイメージとは離れているかもしれません。
ただブックレットに「ACシリーズの変遷を凝縮したかのようなサウントラック」とあるとおり旧作のようなテクノ調トラックもあるので歴戦のリンクス…いやレイブンもちょっと懐かしい気分になれます。
緊迫感のある曲が多かった4と比べると、“Spilit of Motherwill”“GreatWall”をはじめとした対AF戦曲に象徴される、壮大で重々しい曲が多くなり、一方でどこか哀愁を感じさせるVo曲も印象的。特に「メインブースターがイカれただと!」からのくだりが一部で大人気なオッツダルヴァさんのテーマ曲“Remember”はfAの中でも特に印象深い曲かと。
個人的にはエンドロール曲“Curtain Fall”のグレートウォール戦のイントロから始まりオープニング曲につながっていく流れがお気に入り。
ある程度はゲーム中の使用順に準じた順番で収録されているのですが、CD1枚通しで聞いたときの流れを考慮しているのか、前後している曲もあります。その甲斐あって、「ゲームのサウンド」としてのインパクトは「4」のがありますが、一つの「サントラCD」としてみると個人的にはこの「fA」を押したいところです。
fAゲーム中でオールドキングが4のVo曲“Thinker”を鼻歌で歌っていたり、ストーリーと共に曲にも関連性があるので、結局のところ2枚とも買うことに。狙ったか、ホワイト・グリント!
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購入金額
2,080円
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購入日
2009年12月14日
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購入場所
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