タイトル「JUNK PART」の通りお蔵入りになった曲を集めたCD。ブックレットの裏表紙だけ間違えたのか「JUNK PARTS」になっている。Zigsow的にはこちらの名前のほうが魅力的かもしれない(オイ
その中の何曲かは明記されていないもののKOEIの戦艦シミュレーション「鋼鉄の咆哮」シリーズであることをうかがわせるタイトルとブックレットコメント。
02.Howling The Black Metal→直訳するとタイトルだからシステム用?
03.Wirbelwind→敵ボス戦艦「超高速巡洋戦艦ヴィルベルヴィント」
04.Abaharaki→敵ボス戦艦「超巨大ドリル戦艦アラハバキ」
そのまんまですね。
「鋼鉄の咆哮」シリーズはほぼ全てプレイ済みなのだが、なんとなく聞き覚えがある曲なので完全な未使用曲ではなくアレンジ違いが使われていたのかもしれない。
さて、ブックレットで鋼鉄の咆哮がにおわされているのはその3曲だけなんですが、実はもう一つ鋼鉄の咆哮関連曲があります。
トラック11「Gerecht Lichtstrahl」…ブックレットによれば元々「正義の光線4」として作られた曲…つまり「THUNDER FORCE IV」等で使われた「THE JUSTICE RAY」の事です。曲調もまさにその系統。しかし驚くことにR18百合ゲーの戦闘曲に使われる予定だったが雰囲気があわないのでボツになったとか。そのゲームが激しく気になるのですが。
そしてこのCDと近い時期に発売された「鋼鉄の咆哮2 ウォーシップコマンダー」のPS2版に使用された超高速巡洋戦艦ヴィルベルヴィント戦の曲…アレンジは違えどメロディはまんま「Gerecht Lichtstrahl」。某動画に比較動画が上がっており、そのおかげでこのCDの存在を知ったのですが。
もちろんこのCDに収録されている「Gerecht Lichtstrahl」もいいのですが、更にボス曲らしいアレンジになっているヴィルベルヴィント用が音源化されなかったのが残念でなりません。
何せその「超高速巡洋戦艦ヴィルベルヴィント戦」どころか、「鋼鉄の咆哮」自体のサントラが1枚も発売されていないのだ。未使用曲になったからこそ同人CDとはいえ音源化されたというのは何とも皮肉な結果。
KOEIも「不人気シリーズの整理」を行ったので鋼鉄の咆哮というゲームの続編も絶望的。恐らく最初で最後の音源化された「鋼鉄の咆哮」なのです。
もし鋼鉄の咆哮のサントラCDとして発売されていたら「Gerecht Lichtstrahl」の曲名は「THE JUSTICE RAY Part4」になっていたんでしょうかね。興味ある方はGerecht Lichtstrahlで検索すれば比較動画が出るので両方聞く事ができます。九十九サウンド全開です。
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購入金額
1,600円
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購入日
2011年02月頃
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購入場所
某支配人@名古屋定住@イベント行きたいさん
2011/09/24
普段はサントラ系は聞きませんが、これだけ書かれていると
聞いてみたくなります。
下小川さん
2011/09/24
私はサントラばっかり聞く上に何かとマニアックなモノが多いんですが「こんなのもあるんだー」みたいな感じに思って頂ければうれしいです。