サーバー向けCPU
を乗っけるためのマザーボードを選定していたのですが、Xeon対応のC206チップセットマザーは入手が難しく断念し、「Z68でも動く…かも?」というPCショップ店員のつぶやきを全力で信じて本製品を購入しました。
初のLGA1155マザーです。
P8Z68-V PROの廉価版と見ていいのでしょうか?
カッコいいヒートシンクがついてないのは惜しいですが、価格差を考えるとこちらで十分と考えました。
あと、XeonをZ68で使用できる保証もないし、あまり高価なマザーを買って使えなかったじゃあまりに悲しいなぁと。
ただし、eSATAを備えていない、PCIeスロット数など、一部PROとの性能差はあるようです。
大体はE3-1290の記事の方で記述しましたが、問題なくCPU認識出来ました。
XPでAHCIモードで使用するためのドライバもきちんと付属しており、F6でフロッピーから読み込ませればXPでのAHCIモードでの起動にも成功しました。
使用していて今のところ全く問題なしです。
BIOSの操作も楽です。
今のBIOS設定はマウスでも操作できるのですね、驚きました。
OC設定も楽なようですね…今すぐはOCするつもりはありませんが、いずれは挑戦したいもの。
使い始めてすぐはCPUファンのを接続していないと警告画面が出ていましたが、CPUファンの回転数の制限を取っ払えば問題はなくなりました。
当然、SATA6Gに対応しているので、
も素晴らしい速度を発揮してくれています。
まー速度差でないんだろうなとダメもとで
の速度を3Gと6Gでそれぞれ試してみると
という結果に。
顕著な差はないですね…やや速くなっているようですが誤差の範疇のようです。
また、新しいマザーボードにしてもう一つ楽しみだった機能がオンボードUSB3.0です。
外付けHDDケース
に
をセットして使用すると
というスコアを示してくれました。
USB3.0の力を遺憾なく発揮しているようです。
eSATAと変わらない速度が出ていますね。
使い勝手からいえば、USB接続の方が便利だと思います…外付けHDDから起動などを考えない限りは。
初のSandy Bridge、初のSATA6G、初のオンボードUSB3.0、初のDDR3、というように初めてづくしでその性能に目を回してしまいそうです。
コストパフォーマンスでは最高クラスの製品だと思います。
…の割にはzigsow内ではほかに所持されてる方はいらっしゃいませんね。
Coneco、Amazonにもレビュー無し、kakakuに数件レビューがあるくらい。
皆さん後で後悔しないようにとPROの方を購入されてるのでしょうか?
現在のところPROにしておくべきだったというシーンはありませんでしたが…
ただ、SATAポートはもうチョイ欲しいなぁ。
PC構成を記しておきます。
CPU: Xeon E3-1290
CPUクーラー: 峰2 SCMN-2000
M/B: 当該製品
OS: Windows 7 Enterprise(64bit)
メモリ: JM1600KLN-8GK ×2(DDR3-1600 4GB ×4)
起動用ドライブ: CT256M4SSD2
グラフィック: HD6850 1G GDDR5 PCI-E
サウンド: Sound Blaster X-Fi Xtreme Gamer
オプティカルドライブ: パイオニア RoHS対応S-ATA内蔵DVD-Sマルチドライブ ブラック DVR-S17J-BK
電源: KEIAN ATX電源「BULL-MAX」 600W 80PLUS BRONZE KT-F600-12A
ケース: サイズ RAIDMAX ATXミドルタワーゲーミングケース ALTAS(アルタス)
【追記(12/24/'11)】
BIOSの新しいバージョンが公開されてる…
今使ってるのが0401(7/2/'11にアップデート)なんですが、最新のものが0805(12/2/'11にアップデート)ですか…
http://support.asus.com.tw/download/download.aspx?model=P8Z68-V+LE&f_name=dram_qvl.zip&SLanguage=ja-jp
現状一切問題ないわけですが、更新しておくべきかどうか悩む。
本製品をお使いで、BIOS更新したユーザーが居れば具合を聞いてみたいところですが、いかんせん使用者が少ないのが難点です。
ただ、BIOSを更新するための便利なソフトウェアが有るようですね。
ASUS アップデート(BIOS utilitiesより)
これなら少しは障壁が下がりそうです。
【追記2(1/15/'12)】
追記に記したソフトウェアをインストールしなくても、AI Suite IIというASUSのソフトウェアが本製品には付属していました。
AI suite IIの説明
ちょっと使用してみましたが、PCの情報を表示させたり、OCしたり、BIOSの更新を行ったりその他様々な操作が本ソフトウェア一本で出来るようになっています。
BIOSの更新にはこっちを使った方が良さそうですね。
【追記3(1/15/'12)】
Asus AI suite IIをインストールした勢いでBIOSの更新やっちゃいました。
BIOSのロムファイルは自分でダウンロードしておいたのですが、それを参照して更新させるとあっさりとBIOS更新終了。
しかしBIOSのアップデートも心臓に悪いな…BIOS設定が工場出荷時に戻されるの忘れてたので、起動した瞬間に警告が出てヒヤッとしました。
何のことは無い、CPUファン回転数検出の設定がデフォルトに戻されていたために、警告が出てしまっただけという…
現在までのところ、一切異常無しです。
【追記4(4/3/'12)】
P8Z68-V Proの方がBIOS更新されてたので、LE(本製品)の方も更新されてるかなと調べてみたら案の定更新されていました。
んで、前回と同じくAI suite IIを使ってアップデート。
今回も起動時に警告が出ましたが、前回のおかげで驚かずに済みました。
しかしBIOS更新も楽になりましたね…
【追記4(5/28/'12)】
本製品の最新BIOSが公開されていたのでまたもやBIOSを更新。
従来通り、AI suite IIで問題なくアップデート完了しました。
もうBIOS更新に抵抗は無くなりました。
【追記5(12/17/'12)】
最新BIOS(3903)が公開されていたので更新。
3901が公開されていたのは気付かなかったのでスキップしちゃいました。
にしても毎度毎度、BIOSセッティングがリセットされるのは不便だなぁ…
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購入金額
13,813円
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購入日
2011年09月17日
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購入場所
Fresh-One
リンさん
2012/04/28
CPUはXeonを使われているのでしょうか?
BIOSアップデートしたらCPUが使えなくなったりしないかと思ったんですが、
こちらのレビューを見てホッとしました。優良情報ですね☆
トム様さん
2012/04/28
有難うございます。
私の他にはこのマザーにXeonを乗せるという超勿体ない使い方をする人間はいないでしょうから…役に立つかは別にして、オンリーワンな情報ではないかと自負しています。
BIOSアップデートで使えないCPUが出てくるとしたら確かに怖いです。
しかし、アップデートで使用可能なCPUが増えることこそあれど、減ることは無いだろうとやや向う見ずな考えの下やっちゃいました。
このマザーでのBIOSアップデートは二度目ですが、いずれも上手くゆきホッとしています。