一般的なCore i7には無い2コアのもので、クロックも最低の1.86GHzのもの。
まさに動作確認用にはぴったりの商品ですね。
中古ですが、動けば問題はありません。
値段も6000円弱と痛いものではなかったです。
でも、せっかく買ったのに、動かして終了というのでは面白くないので、
しっかりベンチマークをとってみたいと思います。
まずは、あてにならないがスコアは気になる、エクスペリエンスの結果です。
1.8GHzの2コアともなれば、こんなものでしょう。
これでも、私が普段使っているノートPCよりも早い気がします。
いくらデスクトップ用でクロックが低いものでも、やっぱりCore i7の系譜ですね。
この低いクロックは、一体どの世代のどんなCPUに性能が近いのか、今度は実際のベンチマークで測ってみます。
さすがにクロックとコアの数で勝るCore i7系や、Xeon上位クラスにはかないません。
では、今度は電圧を下げ、低電圧化の限界を探ります。
通常のこのCPUのコア電圧はBIOS読みで1.2225V。
まずは1Vに下げてみます。
OCCT1時間を普通に問題なくパスします。いきなり0.2V以上も下がるとは驚きです。
写真内のソフトでの温度計測は41-49℃となっています。
アイドルは高いものの、フルロード時の最高温度は低いです。
TDP80Wはだてではないということでしょう。
その後少しずつ電圧を下げていき、マザーボードの最低設定である0.9Vでもパスをしました。
朝方に計測した1.0Vのときと、この0.9Vで計測した午後4時前の気温は全く違うので、同列に扱うことはできません。
ただ一つ言えるのは、
このXeonももちろん、Core i7の900番台は、動作電圧にかなり余裕があるということ。
特にTDP130Wの場合だと、目に見えて消費電力が落ちていくとのこと(いろいろなサイトをめぐり、そういうような記事を見つけただけですが)。
オーバークロックの耐性も高く、電圧降下の耐性も高い。
使用者のニーズに応じ、さまざまな設定で動かせるという点からすると、
性能は高いが、幅が狭く、決まった路線にしかすすめないSandy Bridgeよりもおもしろいと思います。
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購入金額
5,980円
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購入日
2011年09月09日
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購入場所
じゃんぱら
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