レビューメディア「ジグソー」

[中辛レビュー]動作確認用のお味は?[Xeon E5502]

先日購入したX58マザーの動作確認用です。

一般的なCore i7には無い2コアのもので、クロックも最低の1.86GHzのもの。

まさに動作確認用にはぴったりの商品ですね。

中古ですが、動けば問題はありません。
値段も6000円弱と痛いものではなかったです。


でも、せっかく買ったのに、動かして終了というのでは面白くないので、
しっかりベンチマークをとってみたいと思います。

まずは、あてにならないがスコアは気になる、エクスペリエンスの結果です。



1.8GHzの2コアともなれば、こんなものでしょう。
これでも、私が普段使っているノートPCよりも早い気がします。
いくらデスクトップ用でクロックが低いものでも、やっぱりCore i7の系譜ですね。


この低いクロックは、一体どの世代のどんなCPUに性能が近いのか、今度は実際のベンチマークで測ってみます。




さすがにクロックとコアの数で勝るCore i7系や、Xeon上位クラスにはかないません。

では、今度は電圧を下げ、低電圧化の限界を探ります。
通常のこのCPUのコア電圧はBIOS読みで1.2225V。

まずは1Vに下げてみます。



OCCT1時間を普通に問題なくパスします。いきなり0.2V以上も下がるとは驚きです。
写真内のソフトでの温度計測は41-49℃となっています。
アイドルは高いものの、フルロード時の最高温度は低いです。
TDP80Wはだてではないということでしょう。

5.jpg
5.jpg


その後少しずつ電圧を下げていき、マザーボードの最低設定である0.9Vでもパスをしました。
朝方に計測した1.0Vのときと、この0.9Vで計測した午後4時前の気温は全く違うので、同列に扱うことはできません。
ただ一つ言えるのは、

このXeonももちろん、Core i7の900番台は、動作電圧にかなり余裕があるということ。
特にTDP130Wの場合だと、目に見えて消費電力が落ちていくとのこと(いろいろなサイトをめぐり、そういうような記事を見つけただけですが)。


オーバークロックの耐性も高く、電圧降下の耐性も高い。
使用者のニーズに応じ、さまざまな設定で動かせるという点からすると、

性能は高いが、幅が狭く、決まった路線にしかすすめないSandy Bridgeよりもおもしろいと思います。
  • 購入金額

    5,980円

  • 購入日

    2011年09月09日

  • 購入場所

    じゃんぱら

8人がこのレビューをCOOLしました!

コメント (0)

ZIGSOWにログインするとコメントやこのアイテムを持っているユーザー全員に質問できます。

YouTube の動画を挿入

YouTube の URL または動画の ID を入力してください

動画の ID が取得できません。ID もしくは URL を正しく入力してください。

ニコニコ動画の動画を挿入

ニコニコ動画の URL または動画の ID を入力してください

動画の ID が取得できません。ID もしくは URL を正しく入力してください。

ZIGSOWリンク挿入

検索対象とキーワードを入力してください

    外部リンクを挿入

    リンク先の URL とタイトルを入力してください

    URL を正しく入力してください。

    画像を挿入(最大サイズ20MB)

    画像を選択してください

    ファイルサイズが20MBを超えています

    別の画像を追加

    ZIGSOW にログイン

    ZIGSOW会員登録(無料)はこちらから