初めてデスクトップPCを作った時に使ったケースです。
ずーっとノートブックしか使用していなく、デスクトップを買うならケースはこれ!!
と二年近くわくわくしていたケースです。
外観は中世の騎士をイメージということですが、わたしにはスターウォーズのイメージしか沸いてきません。
スペックは
型番 IW-BR661
ケースサイズ 430 x 196 x 426mm
重量 ネット:5.72kg グロス:7.04kg
素材 0.6mm SECC
対応マザーボード MicroATX Mini-ITX
5.25インチベイx1
3.5インチベイ
オープン:1 (オープンベイ下部に2.5インチドライブ固定部x1を搭載)
シャドウ:2 (シャドウベイと80mmファンを外すことで5インチベイx2に換装可能)
I/Oパネル
USB3.0(マザーボード背面へ接続)x1
USB2.0 x2
Mic Audio
ケースFAN
140mm ファンx2(トップ/フロント)
80mm ファンx1(HDD)
90mm ファンx1(リヤ)
120mm ファンx4(オプション/サイドパネル)
水冷ホース用ホール
拡張スロット 5
内部のサイズですが、
・天盤からマザーボードまでの長さが55mm
・拡張スロットの部分はフロントのファンまでで320mm、ファンをはずせば345mm
・電源スペースの長さが230mm
・フロント側2.5インチシャドウベイから、5インチシャドウベイまでの長さが220mm
・CPUクーラー部分が157mm
・裏配線スペースは15mm
となっており、発売当初は問題なかったのかもしれませんが最近の高クロックCPUの冷却を考えた時には、CPUクーラーの選択肢が非常に狭いケースになります。
素直にATXケースを選べば良い問題ですがサイドパネルのメッシュの部分をあと5mm広げてもらえれば
よほど大型のサイドフロー型CPUクーラーで無い限りは大概の物は飲み込めるようになるのではないでしょうか?
簡易水冷CPUクーラーを入れる場合にも、天盤からマザーボードまでの長さが55mmしかなく、3.5インチベイの部分も光学ドライブなどを入れた場合は210mmほどのサイズしかない為、天盤側の設置は難しそうです。
フロント14cmファンの部分への簡易水冷設置は高さは考慮する必要はなさそうですが、この部分の長さも220mm程度なので、ENERMAXやCorsairなどのファンが2つ付く大型ラジエーターは入りません。
サイドフロー型のCPUクーラー設置は高さが160mm位までの物であれば、サイドパネルのメッシュ部分を少し浮かせば問題なく入ります。
このメッシュ部分は耳を折って固定しているだけなので簡単に外すことも出来ます。
総評
良い点
・みんなとは少し違ったデザイン
・熱はこもらない
・剛性が高い
・大型のグラフィックボードでも楽々入る
・SLIも出来る
・裏配線スペース15mmあるのでそれなりに見せる事が出来る。
・バックプレートホールも開いている
・サイドパネルのメッシュは嵌め込みの為、簡単に取れて自分好みにカスタム出来る。
・剛性が高いので、ある程度好きな所にケーブルを通す穴を開けてもビクともしない。
悪い点
・内部の音は筒抜け
・M-ATXにしては大きい
・ハイエンドも組めるよってうたっている割には大型のCPUクーラーは入らない※多少の改造で入ります。
・付属のファンはうるさい割に風量が少ない。
・フロントのパンチングアルミメッシュのエッジ処理をしっかりしていないので靴下が引っかかったり、足が切れたりする。
・サイドメッシュに4か所ファンを取り付けるゴムブッシュが付いているが、すぐ取れてなくなる。
※付属品として予備が4個位欲しいです。または取り寄せ出来るようにしてもらいたい。
・ハイエンドな構成にしてしまうと、M-ATXケースの中では比較的大きなケースとはいえ、ケース内部が
キツキツになるのでメンテナンス性が悪くなってしまう。
※ミドルクラスのグラボや、M-ATXサイズにあった電源やCPUクーラーを使う分には工具いらずで弄れるので
メンテナンス性は良いです。
指や手の甲を擦り剝きたくなければ素直にATXケースにしてください><
それなりの構成を組みたい方は素直にATXケースを選んだほうが間違いないですが、個人的には大好きなケースです。
「おすすめか?」と聞かれたら「微妙」としか返せませんが、浪漫のあるケースです。
※CPUクーラーにPhanteks PH-TC14PE ORを使用していますがサイドパネルを改造して入れています。
そのままでは入りませんのでご注意ください。
※このレビューはconeco.netにも掲載したものになります。
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購入金額
6,000円
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購入日
2012年04月頃
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購入場所
ドスパラ
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