ジグソニアンな自作erなら、一つか二つは持っているファンコントローラー、
その中でも現在最高峰の機種を一つ挙げるならば、この製品になるでしょう。
「NZXT ファンコントローラー SENTRY LX」。
5.25inchスロットを2つ占有する大型なそのファンコントローラーのデザインは、
いままでのファンコントローラーと比べてもスタイリッシュかつ分りやすいUIになっています。
機能面では、大きく表示された時計&カレンダー機能と
最大5個までのファンを温度センサーの情報を頼りに回転数を最適な値に自動制御するか、
もしくは手動で回転数を設定が可能となっています。
自動及び手動制御の設定は、
■ 自動設定:
0-25℃までは、最大回転数の約50%で回し、温度上昇に合わせ、最適な回転数へ上昇。
■ 手動設定:
最大回転数の約40%から100%まで、100rpm単位で設定可能。
となっており、一般的な自動制御ファンコンの動作
(温度をトリガーに5V/7V/12Vと単純に昇圧して、回転数を制御.。)
と比べ、かなり高度な回転数制御が行われます。
手動設定は、さすがに専用機であるボリューム式のファンコンに比べて、
多少細かな回転数制御は出来ないものの、数rpm単位の制御が必要な場面は、
殆ど無い為、必要十分な機能を満たしています。
自動制御設定の状態で、PCを実際に動かしてみたところを撮影してみました。
起動直後は、ファンの回転数は最大回転数の40%程度で廻っていますが、
ファンの2つめが、温度上昇に合わせて自動的に回転数が速くなっていっています。
このときの温度センサー位置は、メモリーとノースブリッジ、
それにHDDだったと記憶していますので、
起動後どんどん温度が上がっていったのは、ノースブリッジということでしょう。
このファンコトンローラーは、Silverstoneの倒立ケース「FT-02」を購入した際に、
煙突ファンの回転数制御を自動で行いたかったので、購入したのですが、
非常に格好が良く、今もとても気に入っています。
ただ、ケースが大きすぎてサブPCには不適ということで、
今は倒立ケースに取り付けられたまま段ボールの中で眠っています。汗
あとポイントとしては、煙突ファン3つくらいなら、
マザーの自動制御で十分だった可能性もなくもないです。
(そういった事ができる電力供給系では無かった気もしますが・・・)
最近のマザーに付属されているファン制御機能は、
下手なファンコンよりも優秀ですしね。
しかし、ファンコントロール数の問題や、
使いやすさや見た目を考えれば、まだまだファンコントローラーの出番は
あると思います。
特に、本製品、「 SENTRY LX」は、とってもかっこよくて高性能ですしね!
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購入金額
7,800円
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購入日
2011年04月05日
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購入場所
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