LW/MW/SWとFM放送帯が受信可能。
TECSUN(徳生)のPL-310、PL-360、PL-380、PL-390、そして同社製品をOEMしているオーム電機のAudioComm RAD-S800Nも同じ方式。特に、PL-380と兄弟機RAD-S800Nとは筐体サイズも同じで、このPL-300WTも兄弟に当たる。
大きな違いは、外観から分かるようにフロントパネルにテンキーの代わりに大きなダイヤルがあること。これが本機の最大の特徴であるワールドクロックの、タイムゾーンを切り替えるダイヤルだ。このダイヤルはカバーで隠されるようになっており、カバー裏には世界地図が印刷されている。
ワールドクロックは、電源オフ時でもロックしていても使うことができ、ダイヤルを回すと世界各地の時刻が表示される。電源オン時も液晶上部のサブ表示にダイヤルで示すタイムゾーンの時刻が表示される。
ラジオとしての機能は、ETMが無いとかフィルタ帯域切り替えができない点でPL-380/RAD-S800Nよりも劣る。また、これらの機種に共通する欠点として、外部アンテナ端子が無いことやSSBに対応していない点で、本格的なBCLよりはカジュアルに楽しむことを目的としたラジオといえる。
ただ、実際に使ってみると、短波ではRAD-S800Nより若干ではあるが感度が高いように思われる。個体差レベルの違いかもしれない。しかし、明らかにGrundig G6よりも良いが、DE-1103には及ばない。
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購入金額
7,800円
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購入日
2010年07月29日
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購入場所
ワールド無線
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