この5インチベイショーケースの内部照明に使っていたノンブランドUSBLEDライトが早々に死んでしまった。まあ元々結構な時間使っていたらLEDがいくつか点灯しなくなり使用を止めていたものなので仕方ない。
代用の照明としてガトーさんがやっていらっしゃるような自動車用LEDというのも面白そうで検討していたのだが、今回5インチベイケースを突っ込んでいるのは使用頻度の低いサブPC。PCの電源を入れずとも照明可能なUSB方式のがいいだろうということでコレを選んでみた。
今回購入したLEC-USB1N01BLは、後述の点を除けばフレキシブルアームを持ったスイッチ無しのシンプルなLEDライト。本体カラーバリエーションが5色あるが、何故か1色だけ安かったブルーを選択。どうせPC内部で使うものだし。
本体のデザインはシンプルで癖がないが、本体カラーが何色であれUSBコネクタが白なのは残念なところ。特に黒を選んだ場合浮いてしまいそう。
さて先ほど含みを持たせた「後述の点」。これが選択理由にもなったのだが、ヅラ発光…じゃなかった、面発光LEDというあまりUSBライトではあまり見ないタイプのLED光源を使用している。
携帯電話のバックライトや、内蔵カメラのフラッシュに使用されているチップLEDを使っているようだ。
本体にある黄色い面が全て光るようになっている。ちなみに青色LEDと黄色の蛍光体を組み合わせて白色光を作るのでこのように点灯していない時は黄色くなるらしい。
エレコムの公式サイトによれば「影が多重に出ない」そうな。
ならばと手元の砲弾型LEDを円周状に8個実装したLEDランタン(電池式)と比べてみよう。ちなみに普段は食料庫の照明に使ってるモノでリサイクルショップで購入した海外製品。
まあ「見るからに影が多重に出そう」なLEDランタンなので結果は目に見えているが…なるべく周囲の光の影が出ない状態でオモチャのドラム缶を撮影。
上から消灯・点灯・斜め上から照射・真上から照射の順。照射時の2枚は色加工など一切していないのだが、電池式LEDランタンとLEC-USB1N01BU、影の出方は当然だが色がかなり異なっている。
LEDランタンが青が強いのに対しこのLEC-USB1N01はかなり青味を抑えているようだ。本体は青いのにね!白色LEDでも青が強くなりやすいのだが、廉価なUSBライトとしてこの白さはかなり優秀な部類かと。
当然デジカメのホワイトバランスはどちらも同じ設定で、昼光色の蛍光灯にあわせたモノ。つまりこのLEC-USB1N01BUは昼光色の蛍光灯にかなり近い色を出しているようだ。
当然影も蛍光灯等と比べるとキツいがLEDライトとしてみるとかなり自然な影が出ている。
そして明るさも予想以上。早速PC内部のショーケース上面に設置してみたのだが…
周囲の光物にあわせた撮影設定だとフィギュアが真っ白くなるレベルの明るさ。光物ファンコンをかき消す程の光りっぷり。結局この後トレーシングペーパーをケース上に仕込み、更に光を拡散させた。
冒頭3枚目の写真が異常に周囲が暗く見えるのは、暗いのではなく白を飛ばないように調整したらああなってしまった結果。
このLEDライト変更前の写真と比べると、その明るさは別物。
以前は背面のLEDファンに負け気味だったのがそれを感じさせない。まあこれはこれでサイバーチックなのだが、写真ではなく実際見るときっちり背面ファンも自己主張するので雰囲気は維持している。
ちなみに現在は、普通のLEDライトに比べれば光が集中しにくいとはいえ、内部スペースが小さく光源が近いアクリルケースではさすがに光が強すぎるのでトレーシングペーパーを間に挟んで光量を調節している。
とはいえ他のLEDライトに比べれば不自然な影も無く、発熱も控えめで、手持ちUSBLEDの中ではもっとも優秀な事に変わりは無い。
-
購入金額
980円
-
購入日
2011年07月19日
-
購入場所
Amazon
ZIGSOWにログインするとコメントやこのアイテムを持っているユーザー全員に質問できます。