FDDは壊れやすいというイメージがあったため、新品が店頭から消えかけた辺りで一応調達しておいたストック品です。
PC-9800シリーズの時代にはFDとMOでデータを持ち運んでいたのですが、私が本格的にPC/AT互換機に移行した時点で既にUSBメモリやCD-Rが随分普及していましたので、FDは補助的に使うものとなっていました。
それでも最低限のDOS環境などでブートするには便利であり、現メイン機を組んだ時点ではまだFDDは現役でした。このときはマザーボードにX58チップセットとしては最初期モデルの1つであるGIGABYTE GA-EX58-UD4を利用していたため、まだFDD I/Fが実装されていたのです。
しかしGA-EX58-UD4が突然故障し、急遽代替品としてASUS P6X58D-Eを利用したのですが、このモデルは同じX58チップセット搭載でありながらFDD I/Fが用意されておらず、ここでFDDの内蔵を諦めて以降、私のPCからは内蔵FDDが姿を消しています。
速度はUSB接続の方が速いものも
このD359M3Dは、まだGA-EX58-UD4が動いていた時代に調達していたものです。
接続はFDD専用の34P端子となります。
この製品はD359M3Dという型番であり、これは1.44MB/720KBの2モード用であることを表しています。物理的には全く同じ仕様でD353M3Dというモデルも用意されていたのですが、こちらは1.44MB/1.2MB/720KBの3モードに対応しています。
データシートによると最大転送速度は500Kbit/sということですから、速度面では全く期待出来るものではありません。
こちらの4倍速モデルであれば100KB/sは充分に出るのですから、実測ではせいぜいその半分がやっとということでしょう。
今となってはこのFDDを使う機会があるかどうかも定かではありませんが、まだしばらくはこのまま補完しておくことになるのではないかと思います。
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購入金額
1,000円
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購入日
不明
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購入場所
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