レビューメディア「ジグソー」

大人のための大人による...

所持する音楽データに対する私利私欲...イヤ私情私見あふれるコメント、音楽の杜。こういった分野のものは「好み」ですし、優劣を付けるのもそぐわない気がしますので、満足度の☆はあくまで私的な思い入れです。リ・ユニオン、再結成。昔同じ釜の飯を食った人々が一度独自の道を行ってから再び集まると、一緒にやっていた時には見えなかった相手の良さが見え、新たに外で得た経験が加わり、気心しれた中に微妙な緊張感をはらんでとても良質な作品を仕上げる場合がある。そんな盤をご紹介します。

Tom Scott & The L.A. Express。同じバンドは1970年代中盤に存在した。フュージョンの黎明期、まだクロスオーバーと言われていた頃のグループ。サックスのTom Scottを中心にLAのスタジオミュージシャンが加わっていた。2枚のアルバムを残したが、実は2枚で半数はメンツが入れ替わっている。1枚目にはキーボードにJoe Sampleが参加したが2枚目では不参加。一方ギターは1枚目のLarry Carltonに代わってRobben Fordが参加した。このふたり(JoeとRobben)は今回の再結成に参加している。

一方「The L.A. Express」となってはいるが、今回リズム隊はむしろ東海岸組。ドラムスはSteve GaddにベースはLarry Kimpel、パーカッションはRalph MacDonald。彼らが「新生」The L.A. ExpressとしてTomをもり立てる。
みんなオッサンに..
みんなオッサンに..

1曲目は早速2ndからの再演。しかしRobbenのギターはココでは生だ。ブルージーなエレキだったのがちょっとファンキーなアコギになっている。一方Tomのメロディーラインは元曲のサックスからハーモニカのようなウインドシンセに変わっている。こっちを押すならこっちは引くか..という感じで前へ前へではないのがイイ感じだ。つづくMarvin Gayeの「Gotta Give It Up」ではTomはフルートでメロを取るが後半の尺八のような音が存在感強し!Joe Sampleのローズがいい味出してる。タイトル曲で新曲の「Bluestreak」は7拍子にノセながらRobbenのエレキギターがブルージーだ。

全体にお互いの立ち位置を確認しながら、メンバーの変化を前向きに進化と受け止めて大人の演奏。

静かに燃えている暖炉の火、という風情です。

【収録曲】
1. Tom Cat
2. Gotta Give It Up
3. Love Poem
4. Midtown Rush
5. Only You
6. Maybe It's Over
7. Sneakin' In The Back
8. Dirty Old Man
9. Bluestreak
10. In Your Eyes

Tom Scott HP(2011年6月現在再構築中)
Bluestreak←試聴ファイルあり
  • 購入金額

    2,500円

  • 購入日

    1996年頃

  • 購入場所

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