中古ショップでいくつものコンテナの中にグッチャリと入っているジャンク?オモチャの山。
行きつけの2軒の店ともにそういうコーナーがあって、棚を一通り眺めた後にチェックするのが楽しみでもある。
ぐっちゃぐっちゃに積まれたオモチャの山を見ると、きれいなパッケージに包装されて、棚の中に整然と並んでいるモノを見るのとはまたちがうときめき感を感じる。
「ココよぉー♪見て見てぇ~~」という嬌声をあげているオモチャたちにも勿論色気を感じるのだが、「見つけられるものなら、見つけてごらんなさいよぉ~」というような感じの方が、狩人の本能を大いに刺激されるものなのかもしれない。
逸品(個人的思い込み)を見つけてはひとり悦に耽っている。
ここに並べたソフビは、プレミア価値でいうと、たいした値が付いていないものばかり。
1体あたり¥105~¥315で購入している。
(型の)製造年は1997~1998年。一昔前、大量にバンダイ中国工場で生産されたモノである。
今現在、量販店などで販売されているソフビ(レジェンドライダーシリーズ)のひとつ前世代の商品。
活躍し続ける平成ライダーたちは、ずいぶんと脚が長くなり顔も小さくなってきている。
欧米化した食生活のなせる業であろう。
それに比べ、私達が夢中になった昭和のライダー達は紛れもない日本人体形。
この13年前のソフビを見ていると、そんな時代の変遷を垣間見ることも出来る。
しかしそんな「特撮」時代の彼らは、CGとは無縁の素晴らしい生身のアクションを楽しませてくれた。
藤岡弘さんが当初、変身後の旧1号ライダーをも演じていた話は伝説にもなっている。
V3のオープニングシーンの爆発の凄さといったら、今では考えられないくらいの爆薬の量。
等身大のヒーロー像を生身の人間達が命を賭けて作り上げてきた歴史が、私達に輝けるヒーローの記憶として刻み込まれている。
まだ「ゆるさ」を残した造形に、昭和の残り香を感じる。
その匂いは熱い男たちの記憶を鮮烈に今の時代に蘇えらせてくれるように思える。
このソフビたちは私にとって、輝ける時代を駆け抜けたヒーローの魂が宿っているような、そんな気持ちさえも感じさせてくれる宝モノである。
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購入金額
0円
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購入日
2011年頃
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購入場所
vingt-et-unさん
2011/06/21
vingt-et-unさん
2011/06/21
こうして見るとスカイライダーが結構イケている。
うーんZXカッコ悪いなぁ・・・。
vingt-et-unさん
2011/06/21
ダブルタイフーンの造り込みがなかなか秀逸。
ちょっと溶解気味・・・イカファイヤーと闘ってきたのだろうか?
vingt-et-unさん
2011/06/21
とくに黒マフラーがカッコイイ!!
vingt-et-unさん
2011/06/21
屋根裏の散歩さん
2011/06/21
レジェンドライダーシリーズはスマートでそれなりにカッコいいんですが、旧シリーズの体型はこれもまたイイ味だしてますよね。
がじおさん
2011/06/22
yookano794さん
2011/06/22
壮観ですね〜。
これくらいの等身が、石ノ森キャラらしいと思います。
vingt-et-unさん
2011/06/22
旧シリーズは息子に言わせると「ナンカオッカシイネ!」らしいのですが・・・。
vingt-et-unさん
2011/06/22
どうもありがとうございます。
だんだん収集から蒐集じみてき始めております・・・。
vingt-et-unさん
2011/06/22
>石ノ森キャラ
そうですよね!わたしも全く同感です。
息子がパソコン画面のこの画を見て、「ドラゴンロード」を口ずさんでおりましたよー♪
vingt-et-unさん
2011/06/22
見かけたことがありません。