レビューメディア「ジグソー」

LPの新たなる一歩への指標

LPの3rdアルバム。
それまでのヘヴィロックど直球から外れた、バラーディックな、クリーンに聴かせるナンバーを
織り交ぜたことで「賛否両論」とされた今作。
自分では、新たなLPとしての展開――それまでのヘヴィ偏重からのシフト――と思い、
好意的にまた新鮮みを強く感じた作品だと思った。

Special EditionはWhat I've DoneのPVをはじめ多彩のユーザーコンテンツが盛り込まれたDVD
MVI」が同梱されている。しかし、今となってはインター
ネット上のコンテンツへのアクセスが出来なくなっているのが残念。
また、このSpecial Editionは灰帯のバージョンもあるようだが、その違いは不明。
しかしフルカラーブックレットなどコレクション性がありながら、輸入盤なので割安でいいです。

1. Wake (Instrumental)
導入曲。正に「目覚め」たるが如き、始まりの胎動。

2. Given Up
この曲は割と前作までのヘヴィ路線が色濃い。しかし跳ねるビートは、今までの重いビートとは
対照的だ。この曲でははっきりと“Fワード”を使っており、これもまた変革と言えよう。

3. Leave Out All The Rest
早速今までにない、ややスローな曲が入ってくる。物憂げな感じが印象深い。

4. Bleed It Out
一気に談笑へと滑り込む。マイク・シノダのラップがヴァースの大半を占めるのはFaintなどと
同様だが、ギターの歪みもキツくはなく、ノリはやはりライトだ。

5. Shadow Of The Day
正しく「日は暮れゆく」と言う感じ。ポジティブな意味で。メロディアスなチェスターのボーカルに
リズムが美しく刻む。

6. What I've Done
「トランスフォーマー」の主題歌としてシングルカット。この曲もまた流麗な主旋が際立つ。

7. Hands Held High
ボレロラップみたいな。スネアが同じリズムで通っています。ラップも詩を読み上げている感覚。
更に後半はAmenのコーラスが乗るのでゴスペルチックでもあり。

8. No More Sorrow
再びハードが戻ってくる。悲しげで荒々しさのある曲。

9. Valentine's Day
「バレンタインに告って玉砕して心敗れた男の子のやるせない感情」ですね。一寸違うけど。

10. In Between
思いの“間”で揺れる心象。ミニマルな中の、チェロ(?)の対旋律が魅力的。

11. In Pieces
物悲しい曲が続く。クランチーなブラッドのソロが際立つが、この後半の流れは些か耳に
残りにくいの感もある。

12. The Little Things Give You Away
ブックレットの解説によると、ハリケーン・カトリーナの襲来がモチーフとなっているそう。
メンバーも全員現地に赴いたとか。6/8のドラムを主軸にメロディックな曲となっている。
  • 購入金額

    2,385円

  • 購入日

    2007年頃

  • 購入場所

    amazon通販

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