長年愛用していたMINIマグライトのパーツが紛失してしまったのでちょっと明かりが必要な時に不便で。
乾電池の中でももっともコストパフォーマンスが高い単三電池一本で使用できる、LEDのハンディーライトを探していました。通常、LEDは1.5Vでは電圧が足りないので、昇圧回路が組み込まれていると想像できます。(この部分がコスト高になっていると思われる)
単四電池も入手しやすくはなりましたが、コストパフォーマンス面では単三には到底及びません。もちろん以前使っていたMINIマグライトも単三電池一本で使用できるものを携行してました(故に明るさは知れたものです)。
スペックメモ
・超高輝度LED(1W)
・アルミ削り出しボディ
・実用連続点灯約5時間
・LED寿命約100,000時間
・防滴
・ストラップ付き
・単三アルカリ電池1本使用(別売)
この製品の隣に同じ仕様で0.5Wタイプが1,280円と手ごろな金額で売られていたので、比較検討した結果、ワット数が小さいのは不利だなと判断して1Wタイプを選びました。700円の違いは利便性で元が取れると(w
中国製ですが全体的なつくりは悪くないです。ボディの削り出し精度も結構高くガタつきもありません。中国製品もかなり良くなりました。おそらく日本製や韓国製がどうこう言われていたよりも進歩が早いと思います。
ただ、笑えることに電池を収納する本体(筒)の中に、電池の向きのシールが貼られていたのですが、このシールの厚みのせいで電池が入らないというアクシデントが待っていました。もちろんシールを剥がせばOKなのですが、逆に言うと筒の内径と電池のクリアランスがほとんど無い(精度が高い)ということになります。電池を入れる時に空気が抜ける音がシュッとする感じです。しましまぁこの狭い中にシールきっちりと貼ったもんだなぁ。貼り方も適当ではなくきっちりまっすぐに貼られていました。
アルミ削り出しだけあって堅牢性もそこそこある様ですし、ねじ込み部分にはOリングがしっかり入っていて、これが防滴仕様の理由なのだなと気づきました。ヘッドのレンズは4mm奥になっているので傷もつきにくいでしょう。
スイッチは本体のテイルにあるポッチを押すことで操作できます。残念ながらスイッチのパーツはカシメられているので分解して構造を確認することが出来ません。構造が見えないので何ともいえませんが、ここがネックとなる可能性はあります。何しろ最も動かす部分ですから。
スイッチ操作に関しては、マグライトが本体をひねる事でスイッチ代わりになっていたので、それに慣れた身としては、押すという操作がいささか使いづらい感じもしますが、片手で操作できるのはどちらも同じなので慣れの問題でしかありません。
肝心の明るさは1Wにしては結構強烈です。レンズに施した光学加工で指向性を鋭くしていると思われます。マグライトの様に照射範囲を調整することは出来ません。この点はマグライトが優れていると思います。特に狭いところに片手を突っ込んで部分的に照らしたり、全体を照らしたりという使い勝手はマグライトならではです。
単三電池1本で使用できるハンディライトが欲しいということで、マグライトのLEDキット(約1,600円)組み込みも考えたのですが、別途本体も買わなくてはならないことから、金額的にこれを選んだことは失敗ではなかったと思っています。あとは耐久性の問題なので使い続けてみないと分かりません。
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購入金額
1,980円
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購入日
2011年06月02日
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購入場所
コーナン
aoidiskさん
2011/06/02
使い勝手も悪くない。
電池の保ちもいいようですね。
shinさん
2011/06/02
1Wだからとたかをくくっていたのですが、まぶし過ぎて直視できません(ヤバいです)。
単三電池一本でこの明るさ、連続5時間なら実用性は十分と思っています。
明るさは電球タイプのMINIマグライトとは比較になりません。