Antec EARTHWATTSシリーズといえば、初代は普及価格帯80PLUS電源の先駆者的な存在でしたが、世代が変わったEA650 Greenでは80PLUS Bronzeへと若干進歩しつつ実質的な価格は据え置きまたはやや値下げと、さらにコストパフォーマンスを向上させた製品となっています。
私の手元には初代のEA650やEA500Dが計5台ほどあり、比較的使用頻度の高いサブPCを中心に活用されていて、いずれも2~3年程度の連続使用では全く故障もなく、格安製品とは思えない安定ぶりで個人的には高く評価しています。
知人に比較的安い電源で、600Wクラスの良いものをと聞かれた場合にも、殆どの場合EA650またはEA650 Greenを薦めてきましたが、いずれも故障もなく安定して動いているそうです。
もっとも、私自身は今までEA650 Greenの方は買ったことがなかったのですが、ちょうどストック用の電源の在庫が少なくなってきたこと、前述の値上げが気になったこともあり、とりあえず1台買ってみたというところです。
先代のEA650と比較すると地味に変わっているのはPCI Express電源の構成です。先代では6+2Pin×1、6Pin×1だったのですが、これが6+2Pin×2へと変更されています。このクラスの電源でそこまでの負荷をかける構成で組むことは無いとは思うのですが、あって困るものでもありませんのでむしろ歓迎すべき変更点といえるでしょう。
これまでこの電源を使ったシステムは数台見てきましたが、とりあえず安定感がありつつも安価な電源を探すのなら間違いの無い製品だといって良いと思います。
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購入金額
6,156円
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購入日
2013年03月06日
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購入場所
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