1985年にデービーソフトから発売されたファミコン用のスクロールRPG。
ファミコン初のRPGはどれか?……そもそもRPGとは何ぞや?という定義の議論もあり、『ドルアーガの塔』や『ゼルダの伝説』、『ハイドライド・スペシャル』などの作品が挙げられています。そして本作も、このテーマを語るうえで忘れてはならない存在。と言うのは、本作が《スクロールRPG》を自称しているからです。
プレイヤーは宇宙戦闘機を操縦して、全30ステージを巡って100個のパーツを集め、敵の開発した宇宙兵器を破壊することが任務。パーツは1ステージにつき1個しか回収できませんので、最低でも3周以上は回らなければなりません。また、自機は敵機の撃破数に応じてパワーアップ(成長)できますが、撃墜されると初期段階へと戻ります。
さて皆さん、本作についてどのような印象を持たれました? どうみてもシューティングゲームですよね?? そしてそのつもりで評価してみると、本作はかなり厳しい出来です。クリアまで最低でも100ステージを消化しなければならず、しかもコンティニューさえありません。無敵コマンドが裏技でありましたが、どれほどのユーザーが自力でクリアできたのかと思います。ところが本作は、《スクロールRPG》を自称したおかけで、図らずもファミコン史にその名を刻むことになりました(笑
■ 《ファミコン初のRPG》候補作品
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購入金額
5,900円
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購入日
1985年12月14日
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購入場所
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