1985年にT&E SOFTが開発したPCゲームをアレンジした移植作で、1986年に東芝EMIから発売。諸説ありますが、ファミコン初のRPGとして挙げられる作品のひとつです。
《封印が解かれた悪魔バラリスによって、王女は3人の妖精に変えられ、世界のどこかに隠されてしまう。王女救出とバラリス打倒を決意した主人公は、いま旅立つのであった》
まずは基本に従って、スタート付近のモンスターを体当たり攻撃(強くなれば魔法攻撃も可)で倒して経験値を稼ぎます。主人公が成長すると行動範囲が広がって、王女救出とバラリス打倒の手掛かりを探すことになります。
ゲームとしては不親切の一言で、謎を解くヒントは殆どなく、取扱説明書のモンスターの紹介欄にちょっとした助言(倒し方)が載せられている程度でした。また、モンスターが強くて、主人公が簡単に死にます。しかも、セーブを忘れていると巻き戻される始末。とは言え、主人公を成長させて試行錯誤しながら謎を解き明かす体験は、それまでにはない新しい喜びがありました。
■ 他機種版のご紹介
セガサターン版は、世界観以外にまったく共通点がありません。
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購入金額
4,900円
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購入日
1986年03月18日
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購入場所
カーリーさん
2013/11/15
今でも鮮明に思い浮かぶほど死にましたねw
某支配人@名古屋定住@イベント行きたいさん
2013/11/15
千里一歩さん
2013/11/15
不用意にモンスターに近づくとダメージが大きく、背後や横からの(主人公にあるまじき卑怯な)攻撃が基本でしたw
千里一歩さん
2013/11/15
機種を問わず、当時からパソコンで遊べたことが羨ましいw
(一般人にとっては、まだまだ高嶺の花だったはず)
退会したユーザーさん
2013/11/15
てか東芝EMIなつかしいw
千里一歩さん
2013/11/15
私もちょっと難しいと感じました。でも、ワルキューレの冒険とか、当時はヒントなしが当たり前でしたよね(攻略本を売らんがためにw)。
まーくんZさん
2013/11/15
元のスタッフが元の会社の場所にあるチュンソフトのオフィスに移籍してるみたいですけど。
遥かなるオーガスタとか結構好きでしたね。
あとは、サイオブレードとか、SFC版のソードワールドとか。
東海地方のゲームメーカーがまた一つ;;
マイクロキャビンはいきてるみたいですが、パチンコの中身作ってるみたいですし、ビック東海は基本的にケーブルTV屋さんになってますし
#数年前にゲーム事業を復活させたらしいですけど・・・ソーシャルゲーム的な?
わが地元のサン電子もコンシューマ系のゲームはつくってないっぽいですし。
千里一歩さん
2013/11/15
昔ながらのゲームメーカーって、もうそんなに残ってないですよね。マイクロキャビンといえば、『サーク』シリーズ(MSX版で遊びました)。ビッグ東海は、名前は覚えているんですけど、これといったゲーム名が思い浮かびません。サン電子(サンソフト)は、『アトランチスの謎』や『いっき』など、クセのあるゲームを開発するイメージです。
UDさん
2013/11/15
『頭脳戦艦ガル』はシューティングゲームだと思う…。
千里一歩さん
2013/11/15
『頭脳戦艦ガル』は自称ですねw 明らかにシューティングに分類されると思います。
『ドルアーガの塔』は異論として挙がりますが、RPGの判断基準として、「キャラクターの能力が経験(値)によって成長するか?」という点があるのだと思います。その意味では、アクションゲームの枠に留める人が多いのではないかと^^;
Schrödingers Katzeさん
2013/11/15
BGMと、魔法がIIから、引き継がれてますが、システム的に原作準拠なので、とってつけた感しかなかったような。
多分IIは当時のROMじゃ無理だったのでしょうが。
当のファミコンユーザーには、あんまり受けが良くない作品でしたね。
でも…IIは、凄く意地悪かったからなぁ。これの比じゃないくらい。
サンソフトは、セガが移植したアレやソレよりも、ソフトウェアの水準としてハードウェアの制約を考えたら、本家よりもずっと気合と根性で、ファミコンにセガのゲームを移植してたメーカーってイメージもあります。
ソレに比べてMKIIIのアレとかソレの出来は…。
アフターバーナーとか、ファンタジーゾーンとか、そういえば、なぜか本家が手を出さなかったメガドライブのスーパーファンタジーゾーンも下手すれば、本家が作るよりもよっぽどファンタジーゾーンの続編してるんじゃないかって出来でしたし。
あと、ファミコンの末期だと、ΔPCMの使い方が特殊で、音もいいメーカーないめーじがありますな。ラフワールドとか、アウターフォーミュラとか、一瞬びっくりする音が出ますw
…あれ、東芝EMIでも、T&Eでもなくなってるw
千里一歩さん
2013/11/15
そういえば、『Ⅱ』はプレイした記憶がないと思って調べてみたら、ファミコン版では発売されていませんでした。『3』であれば、ナムコからファミコン版が発売されていますがw
なぜサンソフトの話?と確認してみたら、まーくんZさんの話題からですね。確かに『ファンタジーゾーン』や『アフターバーナー』は、アーケード版を開発したセガが自社のハードに移植しているにも拘らず、満足できるレベルに達していませんでした。何故なんでしょうね^^;
こちらも、『ハイドライド』の話題から遠ざかってみましたw
かげちゃんさん
2013/11/15
どちらもIIになると難易度が劇的に上がる...
そういえばドラクエもIIでマップが広くなって難しくなったなあ...
ハイドライドと言えば半キャラずらしですね。
千里一歩さん
2013/11/15
続編でマップが狭くなったり難易度が極端に下がったりすれば、既存のユーザーが満足できませんからねw とは言っても、程ほどのバランスが取れていないとコントローラーを放り投げてしまいます(パソコンだとキーボードを叩きつける?)し、この辺りは難しいところですね^^;
Schrödingers Katzeさん
2013/11/16
結構無茶して、MSXにも2はROMカートリッジで出てますけど、ユーザー層とかの問題もありますしね。
3はまた、いろんな理由で脱落した機種あるんですよね。
一応このソフトの場合、攻撃と防御モードがあるんですが、特定の妖精さんに会うとき以外は半キャラずらしで、いつでも攻撃って遊び方になってしまうんですよねw
IIでは、倒し方で、業の増減に差がありますw
サンソフトのあれって、「ちゃんとゲームになってる」のも「あうあーあーあー」とは格が違うところ。素直にスプライトを使ってますし。
あうあー(略は技術的には頑張ってるんですけど、いかんせんゲームとしてはスペハリよりもモッサリで、更に面白くないっていう致命的な問題がw
スペハリで成功したのは、スピード感とダイナミックさを維持して、見た目割り切ったからであって。
千里一歩さん
2013/11/16
ちょっと素人的に考えてみたんですが、サンソフトとセガの移植能力の差は立場の違いなのかも知れませんね。
サンソフトの場合、ソフト屋としてハード上の制約はどうしようもないことで、ソフト的に実現する手段を探すしかありません。その結果、自然と移植能力が高まっていく。
セガの場合、ハード屋として性能を拡張するオプション(例えば、メガドラのスーパー32X)を供給したり、ハードを切り捨てる方向を選ぶので、移植能力が磨きにくい。
まあ、まったく的外れな意見でしょうけど…^^;
Schrödingers Katzeさん
2013/11/16
http://www.youtube.com/watch?v=bpug05jdlw0
拡張音源なしで、こんなのが聞こえてくるとファミコンのMADARAを最初に電源入れたときみたいに思わず画面振り返りますwあっちは、拡張音源っていう兵器が積まれてましたけど。一部ソフトでは拡張音源を併用してるものもありますが、コレでは使ってません。PCM用にメモリ食ってるくらい。
音量が調整できないので使いづらい三角波をメインで使ったり、ΔPCMをよそと違って、ベースに割り当てて、ノイズと、トーンでパーカッション鳴らしてるんですよね。
ですから、素直にあそこのゲームがすごかったというのはまずあるとは思います。
基本的なハードウェアの素性もあるんですが、それを差し引いても「もうちょっと頑張れるよね?」ってソフトがセガのには多かったのは事実だとは思います。
あうあー(略だって、致命的なのってゲームとしてつまらないことなんですよね。
ファミコンのはキャラクタも小さいですし、迫力は足りないんですが「遊べるように仕上がってる」ところが「ゲームとしてよくできてる」ワケでして。それを忘れてなかったスペースハリアーはだから、あの見た目でも評価されてたんですが。
T&Eは、法人としては売り渡して、独立してブランドを引き継いでと、変遷してますね。一時期独立してた方も戻ってきてますし、今の会社も新生T&Eといっていいでしょう。引き継いだ法人のほうは揉め事起こしてましたねぇ。
IIもまぁ、あの時代ならではな感じで、EGGなんかで遊べそうですから、興味があれば遊んでみてください。
千里一歩さん
2013/11/16
サンソフトは、何かのソフトで決めゼリフ(人工音声)をしゃべらせたりした記憶があるので、その頃の音楽担当が意欲的で優秀だったのかも知れません(有名な『アクトレイザー』の話を思い出しました)。
セガは、アーケードを開発させれば素晴らしいメーカーなので、まったく技術力がないとは思えないんですよ。社内で移植に対する評価が低いのかも…本物のゲームを遊びたかったら、ゲーセンに来て遊べ!って感じでw
T&E SOFTは紆余曲折ですね。新会社も活動を停止しているようです。
『Ⅱ』はちょっと調べてみましたが、Win95(98)でPC-8801版を再現したものが出来るようです。機会があったらプレイしてみたいと思います。
Schrödingers Katzeさん
2013/11/16
パッケージ売りされていたのは見つけるの難しいんじゃないかなぁ。
ソレこそ旧法人のときのものなので。
ハイドライドはX1版がちょっと異質ですね。
ただ、ゲームとしての調整とか、BGMの採譜のずさんさは、やっつけにもほどがあるというか。意外と家庭用は外注のものが多かったですから、それもあるかもしれませんね。あうあー(略は技術というより調整のほうの問題ですし。
アーケードゲームは、ある意味力押しできるので、移植する場合は、工夫と要素の抽出が必要なんですが、同じアーケード主体なメーカーでもコナミは音もソフト自体の出来もああでしたから、ソレを思うと更に気合足りない気がしなくも無いんですよね。
千里一歩さん
2013/11/16
リンク先で検索してみると、ダウンロード版が提供されていますね。『Ⅱ』も30年近くまえの作品なので、やはり雰囲気が懐かしいと言うか、古臭さ満載ですw(ファミコンソフトを登録しててなんですが^^;)
確かにコナミと比較すると、セガの努力は足りないようにも見えますね。セガの歴史をみると、バンダイとの合併話(のちに破談)やCSKの資本参加、今ではサミーの傘下と来てるので、経営環境によってブレが大きいような・・・^^; コナミはスポーツクラブの運営に手を出しましたけど、独立独歩のイメージがあるので、自社のこだわりを追求できるのかも知れません。
UDさん
2013/12/23
今回ちょうどこのテーマでした。
千里一歩さん
2013/12/23
リンクありがとうございます。後で確認してみます。