レビューメディア「ジグソー」

XPでの導入には注意が必要

この度はプレミアムレビューに選出して頂き、Zigsow様、アイ・オー・データ機器様、ありがとうございます。
私の持っているネットブック「ASUS Eee PC S101」には光学ドライブが搭載されていないので、大変ありがたいです。
―外観について―
本体は137mm(W)×154mm(D)×20mm(H)と薄型です。
使用には付属のミニUSBケーブルおよびACケーブルを使用。

本体奥の穴は、紐を通して本体をつるす為ではなく(笑)電源ランプでした。
下が接続時(常時点灯)
下が接続時(常時点灯)
ディスク回転時にランプが点滅やイルミネーションしたら、おもしろかったんじゃないかと思います(笑)

イジェクトボタンは押した後トレイが少し出て来るのみなので、手で引き出す必要があります。
自動ではここまでしか出ない
自動ではここまでしか出ない
付属ミニUSBケーブルは本体に収納可能で携帯性はかなり高いです。
 本体裏収納時
本体裏収納時
ただし、携帯性を優先したためにケーブルは短めですね。
全長約18cm、コネクタを除いて約14cm
全長約18cm、コネクタを除いて約14cm
これではキューブケースでも背面や前面のUSB端子につなげるには短すぎます。
(無論、ケーブルを取り換えれば使用可能でしょうが、取扱説明書に付属ケーブル以外を使用しないよう注意書きがあります。)

ACアダプタは直挿しタイプでアダプタとしての大きさはそれほどではないですが、ケーブルの長さが約180cmとかなり長いです。
 アダプタ部のサイズは62(W)×47mm(D)×30(H)
アダプタ部のサイズは62(W)×47mm(D)×30(H)
遠くのコンセントでも使用できるようにということなんでしょうが、正直煩わしいですね。
それにミニUSBケーブルが収納できるほど本体は携帯性が高いのに、これでは不釣り合いと言わざるを得ません。
持ち出しが多い方にはバスパワー対応タイプ「BRP-UP6」をオススメします。

あと、出来ればキャリングケースも付けてもらいたかったですね。
一応「S101」のキャリングケースに入れることは出来ますが、これでは少々不格好です。
まあ、裸で持ち出すのも何なんで、運ぶ際にはこの状態で入れるつもりですが。
まあ、裸で持ち出すのも何なんで、運ぶ際にはこの状態で入れるつもりですが。
―静音性について―
本機はソフトのインストール時もそうですが、DVD再生時でも結構回転音がするので、静音性についてはあまり高くないです。
それにノートPCではユーザーの近くに置くために、余計回転数が気になりますね。
《ネットブック編》
―使用PC―
ASUS Eee PC S101
 CPU:チップセット インテル(R) Atom(TM) プロセッサー N270
 チップセット:Intel 945GSE Express
 メモリ:1GB
 SSD:16GB
 光学ドライブ:非搭載
 液晶ディスプレイ:10.2 型ワイドTFTカラー液晶
 OS:Windows® XP Home Edition 正規版 Service Pack3


2年以上前のモデルでネットブックということもあり、性能面も高くはありません。
このPCでの使用感をレビューしたいと思います。
―導入編―
まず接続後に気付いたのが、当機が下のように”DVD-RAMドライブ”として認識されたことです。
右のRドライブが当機
右のRドライブが当機
今回調べてわかったんですが、XPでは”BD-RE ドライブ”というアイコンがないために、”DVD-RAMドライブ”として表示される仕様のようです。

次に添付ソフトのインストールを行います。
※「nero9」と「マッハUSB」は一緒にインストールされる仕様ですが、64bitOSの場合は下のメッセージが表示され、別々にインストールする必要があります。
上から順々にインストールしたんですが、「nero9」+「マッハUSB」のインストールだけ約25分と容量の割に結構長い時間がかかりました。
インストール中に回転が数回止まった時があったので、ドライブの転送速度というよりUSB2.0の転送速度が間に合ってないのかなと最初は思っていたんですが、どうやら「S101」搭載のSSDの性能が低い為に時間がかかったようです。

また、「WinDVD」のインストールの時に、下のようなエラーメッセージがでました。
エラーの内容については後述します。
エラーの内容については後述します。
メッセージが出てもインストール自体は終了出来たので、この時点では素通りしました。

さて、添付ソフトのインストールも一応終わったし、「アイアンマン2」のブルーレイを試しに入れてみたんですが、なぜかCDドライブとして認識されました。
あれ?CDドライブ?
あれ?CDドライブ?
しかも中身は何も表示されず・・・
しかも中身は何も表示されず・・・
当然再生もできませんでした。
デバイス自体は認識されてますし、添付ソフト用のディスクが認識できたことから、BDソフトだけ認識しないようです。
「BRP-U6」のサポートページには何も載ってなかったんで、とりあえず添付ソフトを再インストールしてみたんですが、それでも変わりませんでした。

その後、BDドライブとXPのことをネットで調べていたら、"BIOSのブート設定で、存在しないFDDドライブを1stにした場合、デバイスは認識しても挿入した光学メディアは一切認識されない"との記述を発見。
そんなことあるのか?と思いつつ、BIOSを確かめてみるとリムーバブルが1stになってました。
そこで1stを当機にして、リムーバブルを3rdに変更
そこで1stを当機にして、リムーバブルを3rdに変更
無事認識することが出来ました!
無事認識することが出来ました!
BIOSの設定がこんなところに影響するとは思いもしませんでした(笑)

最新のWindows7ならこのような事態はないのでしょうが、旧OSを使用する際には気をつけた方が良いですね。
―再生編―
ようやくBDメディアも認識できるようになったので、添付ソフト「WinDVD」で再生しようとしたんですが、BDソフトは再生できませんでした。(DVDソフトの再生は可能)
またもBDのみ使用できない事態に・・・(笑)
WinDVDのインストール時に「IVIASPIドライバをインストールできません。」とのエラーメッセージが出たので、IVIASPIドライバを別途インストール出来ないかと思い、ネットを検索しても見つからなかったので、提供していただいたアイ・オー・データ機器様には申し訳ないですが、手持ちの「CyberLink PowerDVD8」をインストールしてみました。
こちらはインストール時にエラーは出ないものの、再生は出来ず、「CyberLink BD & 3D Advisor」で使用環境を確認してくれとのことだったので、調べてみると
デカデカと”非対応”の文字が(笑)
デカデカと”非対応”の文字が(笑)
グラフィックが対応していなく”非対応”とハッキリと診断されてしまいました(笑)
IVIASPIドライバのエラーも、グラフィックが対応していないためのようですね。
ドライバーを最新にしても改善されなかったので、このPCでBDソフトを再生するのは諦めました(笑)
―ライティング編―
ライティングには添付ソフト「nero9」を使用。
私はずっと「nero」シリーズを使用していたので、ありがたいです♪

BD-Rメディアには「That’s データ用 BR-D25WWY10SC」を使用。

4倍速対応でワイドプリンタブル、日本製と私のお気に入りのメディアです♪

また「S101」のSSD容量はBD-Rよりも少ないので、外付けHDD(WD20EARS-00MVWB0+オウルテック ガチャポンパッ!SMART OWL-ESQ35/U3)をUSB2.0で接続して、ライティングしました。


メディアを挿入してみると・・・、
またもCDドライブ認識・・・
またもCDドライブ認識・・・
なんか悪い予感がしたんですが(笑)、ライティングは無事に終えることが出来ました。
書き込み時間は1時間10分程度と妥当な時間だと思います。
《キューブPC編》
―使用PC―
Shuttle ベアボーンSG41J1
チップセット: Intel G41/ICH7
グラフィック:オンボード
CPU:Core2Quad Q9450
メモリ:PULSAR DCDDR2-4GB-800(PC2-6400-2GBx2)
SSD:I-O DATA SSDN-ST64H
光学ドライブ:Pioneer DVR-A07-J(IDE)
PCI Express x16バス:Canopus HDRECS
PCIバス:アースソフト PT2
OS:Windows XP Professional SP3(32bit)
ディスプレイ:MITSUBISHI MDT243WGII(アナログRGB接続)


ネットブックではBD再生が出来なかったこともあり、違うPCで試してみることにしました。
使用するのは、私がサブPCとして使用しているキューブベアボーンです。
CPUやOSは推奨環境を満たしていますが、チップセットやグラフィックは正直微妙です。
(推奨ではチップセット Intel 945以上、グラフィックはIntel内蔵グラフィックの場合 G45またはGM45以上)
―導入編―
外観のところでキューブケースでも使用できないほど付属ケーブルが短いとレビューしましたが、私の場合はマウス・キーボード用USBアダプタが余っていたので問題ありませんでした。
ソフトはネットブックと同様にCDからインストールしたんですが、「nero9」+「マッハUSB」のインストールに10分もかかりませんでした。
USB2.0の転送速度のせいでインストールに時間がかかるのかと思っていたら、インストール先のSSDの速度の問題だったようです。

チップセットなど微妙な構成ですが、エラーが表示されることなくインストールは完了。
BIOSなどをいじることなく、OSのドライブ認識も"BD-RE ドライブ"と正常に認識されました。
右側のドライブ
右側のドライブ
ただ、インストール終了後にブルースクリーンになり、強制的に再起動されました。
再起動後はブルースクリーンになることはなかったので原因はわかりませんが、使い続けるには少々不安ですね。
―再生編―
「WinDVD」を使用してのBD再生は何の問題もなく行えました。
ディスプレイ接続がアナログRGB接続ですが、画質など特に問題なし。
ただ、「WinDVD」がWindows Aeroに対応していないのは残念ですね。
―ライティング編―
ライティングはネットブックと同様に、BD-Rメディアに「That’s データ用 BR-D25WWY10SC」、外付けHDD(WD20EARS-00MVWB0+オウルテック ガチャポンパッ!SMART OWL-ESQ35/U3)をUSB2.0接続してライティングしました。

時間は1時間6分程度とネットブック時と大差なく、ライティングを終了出来ました。
―総括―
推奨環境を下回るネットブックではBD再生は出来ないものの、むしろライティングなどが問題なく行えるので、私的には満足ですね。

本体自体は持ち運びしやすいですし、旅行などでかなり役立ちそうです♪

34人がこのレビューをCOOLしました!

コメント (10)

  • operaさん

    2011/03/24

    レビューお疲れ様でした♪

    適度なサイズのポータブルBDドライブとして良さそうな感じですね♪

    再生が出来なかったのは残念ですが。。(^^ゞ
  • ryo157さん

    2011/03/24

    operaさん
    コメントありがとうございます。

    元々ネットブックで再生しようという考えが、無茶だったのかもしれませんね(笑)
    BD再生以外は問題ないんで、満足しています♪
  • M.T.オーエンさん

    2011/05/04

    XPだとそんなことが…
    7でしか検証しなかったので、全く気付きませんでした。
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