メディアもいろいろ買ってきたので、レビュー頑張ります！
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まずは仕様の方を…
中身のドライブはソニーオプティアーク製のBD-5730Sでした。
最大書き込み速度
BD：6倍速(一層-R)、4倍速(一層-R LTH、二層-R)、2倍速(一層-RE、二層-RE)
DVD：8倍速(一層±R、+RW)、6倍速(-RW)、4倍速(二層±R)、5倍速(-RAM)
CD：24倍速(-R)、10倍速(-RW)
最大読み込み速度
BD：6倍速(一層-R、一層-R LTH、一層-ROM)、4倍速(二層-R、一層＆二層-RE、二層-ROM)
DVD：8倍速(一層±R、一層-ROM)、6倍速(二層±R、±RW、二層-ROM)、5倍速(-RAM)
CD：24倍速(-R、-RW、-ROM)
BDに関してはマッハUSBを使わない場合は最大4.5倍速になるそうです。
データ量自体は6倍速でも216Mbps(27MB/s)ですから、
USB2.0の速度(480Mbps=実測30MB/sちょっと)でも充分足りるはずなんですが…
このあたりは後ほど実験してみようと思います。
実験してみました！
Nero DiskSpeed 5でマッハUSB有効or無効でのベンチマークを測定しました。
左：無効 右：有効 6倍速
まずは6倍速で比較してみました。
大容量データでは効果が薄いかと思いましたが、ちゃんと効果は出ていますね。
平均速度からすると5％程度向上しています。
終了時の速度（＝限界まで書き込んでるので実質最大速度）を見て6倍というのであれば、
無効でも5倍は出ているので、仕様の最大4.5倍は少し控えめな数字ですね。
左：無効 右：有効 4倍速
次に4倍速メディアでも試してみました。
4倍速メディアでも6倍速と結果はあまり変わらないですね。
マッハUSBなしの方が速度の伸びが悪いですし、傾斜がガタガタしています。
このソフトは速度より読み込みの安定性の方を評価した方が良いかもしれません。
4倍での結果を見てしまうと、やっぱり使った方が良いのかなという気になります。
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外観など…
非常にコンパクトですが、普通と言えば普通のサイズです。
ノート用などの薄型ドライブにケースだけ付けたようなサイズであり構造です。
本体後部に謎の穴が空いており、電源が入ると青く光ります。
盗難防止に役立つセキュリティフックが付いていると書かれていますが、
たぶん謎の穴の事だと思います。
直径1㎝くらいの穴なので、かなり太いワイヤーでも通せそうです。
無理矢理持っていこうとしたらかなり破壊的な行為をしないと外れないでしょう。
表面はつや消しになっており、傷や指紋は比較的目立たないようになっています。
質感はPS3に似てる気がします。
足にはゴムが付いていて、ツヤツヤな場所でなら意外と安定します。
電源としてはACアダプタが必要で、USBのみでは動きませんでした。
別モデルのUP6の方はUSBだけでも読み込みだけは出来るので、
その機能はこちらにも付けて欲しかったです。
ACアダプタはケーブルの途中ではなく、コンセントの部分にあるタイプなので、
コンセントの形状によっては付けられなかったり他のものが使えなくなったりします。
ACアダプタはケーブルの途中にあるタイプの方が良かったと思います。
あるいは、ドライブ本体の後ろにカチッと装着できたりすると面白いのではないでしょうか。
どうせ一緒に持ち運ぶものですから、一体化していてくれた方が良いです。
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付属品など…
付属品は本体と、15㎝くらいのUSBケーブルと、書き込みソフトなど入ったディスク1枚、
大きい一枚紙の説明書だけです。
紙には最低限の事だけで、詳しい説明はディスクの方に入っていました。
付属ソフトは書き込み用にNero 9 Essentials、動画再生用にWinDVD、
ドライブ制御の便利ソフトQuickDriveLE、マッハUSBでした。
QuickDriveは動画再生時にディスクの回転数を制御して動作音を低減したり、
ドライブの状態(ディスクが入ってるかどうかなど)をタスクトレイアイコンで表示してくれます。
回転数制御の方はBD版ガンダム00を再生して試してみましたが、違いがよく分かりませんでした。
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使ってみた…
動作音は決して静かではありません。
薄型ドライブなのでこのくらいなら仕方ないかなという程度ですが…。
イジェクトボタンは平面になっていますので、
引っかかって邪魔にならない反面、やや押し難いです。
丸みを帯びた形状で出っ張らせるとか、指の腹でも押せるくらい大きくするとか
何か工夫があると良かったと思います。
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書き込みテスト
☆TDK BD-RE
書き込んだファイルはWindows7に標準搭載のバックアップ機能によって出来たファイルで
サイズは22.2GB、中には200MB前後のバックアップファイルが沢山入っています。
BD-REなので、書き込み速度は2倍速です。
2倍速ということは72Mbps(9MB/s)ですから、22.2GBだと41分になりそうなものですが…
実際は99分かかりました！？書き込み後のベリファイは行っていません。
BD-RE書き込み時間
neroに付属のDiscSpeedというソフトで書き込み後のチェックをしてみました。
ここで一つ問題が…どうやらこのドライブはDiscSpeedに対応していないようです。
そのため、チェックには別のドライブを使用しました。
品質スコアというのが一応目安ですが、修正不能なエラーを一つでも検出すると0になります。
あってはならない物なのですが、結構出ますね…。
※下の3種類のメディアには全て同じデータを書き込みました。
Victor BD-R LTH
所々に赤いのがピコピコと…品質スコアも0です。
Panasonic BD-R
POFは無かったようで、ちゃんと品質スコアが出ていますね。
TDK BD-RE
Victorよりは良いですが、やはり赤いのがピコピコと…。
若干気になる結果ではありますが、推奨メディアを使った方が無難なようです。
TDK BD-R DL
こちらはTDKの2層メディアです。
別途用意した40GB程度のデータを書き込んであります。
これは…一部分にエラーが沢山出ている？
あんまり良くないような気がします。
横のリンクから見て頂ければわかりますが、中国製でイメーションのOEMです。
安物BD-R
磁気研究所なる謎のメーカーの安物だけど6倍速メディアです。
Victorより若干良いような気がします。でも、こちらの方が安いです。
とりあえず今回用意したメディアでは一通りテストしてみましたが、
推奨メディアを使った方が良さそうですね。
中でも、個人的にはPanasonic製をお薦めします。
2層の方は…また何か焼く機会があった時にテストしてみようと思います。
推奨メディアなんて大人の事情で書いてあるんでしょ？と思っていましたが、
ちゃんとテストした結果だったのかもしれません。
いろいろテストしてきましたが、
小型の外付けドライブとしては充分な性能があると思います。
付属のソフトも体感ではわかりませんが、ちゃんと調べると効果がありました。
UP6と同じように中身のドライブをはっきり表示して、
さらにACアダプタなしでも動けば完璧でした。
aoidiskさん
2011/03/12
これというところもないのも、
なかなかアイオーらしい。
上手くまとめ上げた感じですね。
M.T.オーエンさん
2011/03/12
オリジナリティを出せるのはケースとおまけソフトくらいですね。
同じシリーズでもUP6はPanasonic製ドライブですから、
見た目は同じでも全く別物ということになります。
さらに、こちらに関してはUP6とは違って中身を明示していませんから、
全ての製品が同じドライブであるとも限りません。
中身が固定されていないと「IOの一製品」として評価するのは難しいです。