2000年前後MOが重要な二次保管場所であったことがありました。
CD-Rと異なり繰り返し使え、FD同様な取り扱いにも耐え、記録型DVDのように相性問題も比較的起こらない。そう比較的...
「比較的」と言うのは容量の問題。
MOも他の記録メディア同様大容量化(今見ると笑える容量ですが)を進めてきました。
128MB→230MB→540 / 640MB→1.3GB→2.3GB
この中で128MBはまだ黎明期で台数が出ていなかったこと、2.3GBはメディアの高額さと他の保存媒体が伸してきたことで最終的にも市場に多く出回りませんでしたが、230MB、640MB、1.3GBの3種のドライブはある程度市場に存在しました。
他の記録メディアの例に漏れず、MOも下位のディスクは読めたので (640MBドライブは128MBメディアも230MBメディアも読めた)、より上位の規格のドライブを持っているのが吉。
ということで1.3GBメディアが発売されたので、それまでの640MBディスクドライブを下取りに出し買い換え。
もともと高速なドライブ(1.3GBメディア以外は5,455rpm)のため快適度は増したし、SCSIならではの安定性もありました。ただその後1.3GBメディアはなかなか価格が下がらなかったためか普及せず、結局自分で買ったもの以外を読むことはなかった..Orz。
会社と家で使ってましたが、SCSIなので抜き差しのたびの再起動はもちろん、SCSI IDの設定やターミネータの付け外しなど面倒で、結局USB接続1.3GB MOドライブにその座を譲ることに。
今は物置のPC-9821Xa13のSCSIポートに挿しっぱなしです。
【諸元】
インターフェイス SCSI (コネクタ形状 D-subハーフピッチ50ピン)
データ転送速度 最大6.7MB/sec
回転速度(毎分) 5,455rpm (640MB以下メディア) / 4,801rpm (1.3GBメディア)
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購入金額
40,000円
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購入日
2001年頃
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購入場所
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