10,000rpmはエンタープライズ向けの製品しかなく、高嶺の花で手が届かない存在だった中、SATAというコンシューマ向けのインターフェースを採用し、10,000rpmを実現したRaptorは高速HDDの代名詞として一世を風靡しました。
今ではSSDにその役割が移っていますので、HDDは今後大容量を生かしたストレージとして生き残っていくのではないかと思いますが、当時としてはまさに最強のHDDだったといえます。
すでに6年も前のHDDですので、現役から退いていますが、レビュー用のOS構築や動作テスト用のHDDとして、まだまだ使っています。
シーケンシャル性能こそはプラッタ容量が500GBを超えるHDDが続々と登場している中、さすがに10,000rpmといえども36GBプラッタでは完全に負けてしまいますが、10,000rpmという性能を生かしたランダム性能は今でもそこそこ通用するレベルです。
それに、何よりも「カリカリ」という小気味よいアクセス音が、動いてる!という感じがして好きです。
不安定なPCの動作テストを行っている時に、PCのアクセスLEDを見なくてもフリーズしているかどうかHDDのアクセス音でわかるのは便利です(爆
高速なHDDは今でも憧れで、SSDの方が高速とはわかりつつも、15,000rpmのHDD×4でSAS RAIDとか組んでみたい気もします。
なんか、こう、超高速回転でごり押しするHDDと専用のCPUを搭載し、512MBとかの大容量キャッシュメモリで武装したRAIDカードとの組み合わせっていうのがいいじゃないですか。
SSDは速くて当たり前ですが、HDDでここまでやるか、っていう感じというか…
エンタープライズ向けのデバイスって、惹かれるんですよね。
※素直にSSDを買え、という気がしなくもないですが。
そういえば、NetBurst XEONのDual構成なPCとか使ってた頃があったなぁ…
最近は普通に速いPCが安く買えるようになってきて、昔のようにエンタープライズ向けのハードの魅力が薄れてきたような、一抹の寂しさを感じます。
…単に興味が薄くなってきただけかな?
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購入金額
0円
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購入日
2005年04月頃
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購入場所
リンさん
2011/02/09
>※素直にSSDを買え、という気がしなくもないですが。
今の時代だとそうなっちゃいますよね。
自分も今度はSSD買います☆
ちょもさん
2011/02/10
コメントありがとうございます。
私もWindows XPから7まで、WD740GD 3台でのRAID0で運用していましたが、一台が故障してしまった事もあり、X25-M 160GBに乗り換えました。
速度こそ圧倒的なSSDですが、速いのが当たり前過ぎて、面白みに欠ける?ような感じもします。
といっても、コスト、性能の面から考えるとSSDが一番良い選択肢ですよね。
残ったWD740GDは、レビューや検証用のOSを入れて、まだまだ現役で
使っています。
春脳。さん
2011/07/21
SSDの時代ですが、らぷたん でRAID0を組みました。よろしければごらんください。
らぷたん
わたしは、最近購入しました。
ここから、私のらぷたんワールドが始まる。(笑)
ちょもさん
2011/07/21
初めまして。コメントありがとうございます。
おお、Raptor大量ですね…
10,000rpmにつられ、安くなってきたVelociRaptorの300GBが気になっている今日この頃です。
ただ、今から買うならsavvio 15Kかなぁ、と。