レビューメディア「ジグソー」

なかなか手ごわい。

新調したノートPC AS1830Zの内蔵無線LANは、802.11a/b/g/nとフル対応。

我が家の無線LAN環境は、バッファローの無線ルーターWBA-G54をブリッジモードとして使用しており、802.11gの54Mbps接続。
SSIDのブロードキャストを止め、Macアドレス制限のみで、暗号化は無しで使用してきました。

せっかくの11n対応を活かすべく、無線環境を見直すことにしました。

選んだのは、コレガ製 CG-WLR300NR。

選んだ理由の、1番目は安かったこと。

2番目はマルチSSID、マルチセキュリティ設定。我が家には、ノートPC3台から始まり、DS&DSLite&DSiが8台、Wii1台、PSP1台、iPhone2台と、14台の無線LAN機器があります。増えるたびにMacアドレスを登録するのも結構な手間だし、買い換えた機器も登録されているので、登録されたMacアドレスは30くらいあるんですね。そろそろ、Macアドレス制限はやめようかと思っていたんです。マルチSSIDと、それぞれにセキュリティ設定すれば、PCは安全に。ゲーム機は簡単に。って出来るかなと・・・

3番目は、コレガってアライドテレシスの子会社になってたんですね。今まで避けてきましたが、アライドの子会社となったコレガ製品を使ってみたくなったこと。

箱から出して感じたのは、「ちっちゃ・・・」
非常にコンパクトなサイズです。

ルーター機能はディップスイッチでオフしておくことができます。
ルーター機能をオフにすると、デフォルトIPアドレスは192.168.1.220になるので、ネットワークに接続してブラウザで設定画面を開く。今までの自宅環境に設定を変更。

プライマリSSIDはデフォルトのままWEPを設定。セカンダリSSIDを、今まで使用していたものに設定。
SSIDのステルスを有効にしておきます。

接続を確認してみると、PCからもその他の機器からも問題なく接続可能。

さらに設定を進めて判明したこいつの弱点。
Macアドレスで制限を使用とした場合、登録できるアドレスは10個だけです。
前述のように、我が家には14台の無線LAN機器があるので、Macアドレス制限を利用することはできないことが判明しましたので、これを機会に、WEPでいくしかなさそうです。

とりあえず、これで一件落着に思えました。

何日か経ったある日、AS1830Zからの接続が802.11g 54Mbpsとなっていることに気付きました。
様々な設定を見なおしてみたものの、一向に改善する様子はなく、802.11g54Mbpsのまま。

せっかく802.11n環境を構築したつもりだったのに、なぜ???

調べてみたら、802.11n環境では、WPA2での暗号化が必須であることが判明。
本日、再設定をしてみました。

結果は、見事に802.11nで接続できました。
musen1.jpg
musen1.jpg

ただ、なぜか270Mbpsになっています。

それにしても、無線LANの乱立で、大変多くのアクセスポイントが検出されています。
チャンネルも空いているところがなく、重複しまくってる状態です。
コレでは、干渉によって不安定になっても当たり前ですね。
幸いにして電波強度の関係か、通信自体は大変安定して使用できています。

802.11nでの使用感は・・・

はっきり言って、今までと変わった気がしません。
  • 購入金額

    3,980円

  • 購入日

    2011年02月06日

  • 購入場所

    コジマ静岡有明店

12人がこのレビューをCOOLしました!

コメント (3)

  • aoidiskさん

    2011/02/13

    「802.11nでの使用感は・・・

    はっきり言って、今までと変わった気がしません。」

    そうなんですか、寂しいですね。

    体感できるほど変わると  実際にはそれほどでなくても

    嬉しいですもの

    でも、安定しているというのも大事ですよね。
  • ねおさん

    2011/02/13

    aoidiskさん、コメントありがとうございます。

    もともと我が家のインターネット環境は、ADSLの8MBps契約で、実効値6.5MBps位なんです。

    802.11gでも実行速度で20Mbps程度ありますので、インターネット利用時はADSL側の速度がボトルネックになっていますので、変化はありません。

    ネット利用においては、家の中で、1階玄関からリビング、2階の寝室始め各部屋共に安定して使用できるのがメリットでしょうか。

    デスクトップPCとの間でのファイル共有時のコピーなどが少しでも速くなればとも思ったのですが、思ったほどの変化はありませんでした。
  • ねおさん

    2011/02/13

    通信速度の向上が実感できました。

    我が家では、2階にデスクトップPCがあり、ノートPCは主にリビングで使用しています。

    時々、2階のデスクトップをリビングからノートPCで遠隔操作しています。
    デスクトップPCのOSがWindows XP Proだった時は、標準のリモートデスクトップが利用できたのですが、Windows7はHome Premiumで、リモートデスクトップ機能は無し。

    色々と試した結果常用しているのは、Mirror-DTCというフリーソフト。
    http://homepage2.nifty.com/t_ishii/mc/index.html

    このソフトでは、接続時に現在のフレームレートが表示されます。
    今までは、2~3FPSであり、パラパラ漫画程度の描画しか出来ていませんでした。

    今日デスクトップを遠隔操作していると、10~20の間で、平均して15FPS前後で接続できており、今までよりも描画がなめらかななことに気づきました。

    15FPSというのは、ワンセグ放送と同等ということになり、速い動きは厳しいものの、コマ送り状態からは解放され、通常の操作には追いついてくれるほどになりました。

    試しにフリーセルをやってみましたが、クリア時のカードの動きにはついていけませんでしたが、それ以外はほぼ表示でき、普通にプレイできました。

    これが802.11nで高速化された通信速度によるものであるのは、間違いありません。

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