レビューメディア「ジグソー」

ワイヤレスのゲームパッド。これを機にPCゲームでもやってみようか^^

■はじめに
パッケージ
パッケージ

ほとんどPCゲームはやりませんが、無線のゲームパッドは本当に利用価値があるのか気になっていました。今回XBOX風のPSO2モデル(Microsoft Wireless Controller Gamepad)ではなく、あえてロジクールのF710を購入してみました。あまり評判が芳しくないページもありましたが、地雷覚悟で購入決行。
ロジクールプロファイラという添付ソフトを使うと、キーボードやマウスの入力の代行ができるということで、そちらの機能も見てみたいと思います。

■同梱物

・ゲームパッド
・レシーバー
・単3電池x2本
・レシーバー延長ケーブル
・ソフトウェアCD

■デザイン・レイアウト

PSとXBOXを混ぜたようなデザインです。
既にゲームパッドのデザインは一定の完成を迎えているのでしょうか。
キーボード操作のみならず、iPadやiPhoneのようなインターフェースでシビアなゲームが操作しづらいのは言わずもがなで、コアなユーザーはやはりゲームパッドがしっくりくるのだと思います。
バイブレーションボタンの位置が、通常のスタートキーの位置にあるため押し間違いしまくりです。

■持った感じ
バイブレーション用のモーターに加え、単3電池が2本入っているため、その分重たく感じます。
しかし、持っていられないというほどのものではありませんので、慣れれば気にならない程度だと思います。ちなみに重さは282gです。大きいハンバーグぐらいです。Microsoftのコントローラーよりは20gほど重たいようです。

■アナログスティック
PS系のアナログスティックとほぼ同じ感じです。無意味にグリグリしたくなります。特筆点はありません。

■フローティングDパッド
十字キーです。個人的にはPSのものより押しやすく操作しやすく感じました。
名前がなにやら洒落ていますが、セガサターンの十字キーに似てる気がしました。

■LRボタン
写真下側が硬いでおなじみのLT,RTトリガー
写真下側が硬いでおなじみのLT,RTトリガー

PSで慣れていると、いわゆるL2、R2ボタンは硬く感じます。
それぞれ、LT、RTと名づけられており、トリガーキーとしてアナログ入力(ドライブゲームのアクセル・ブレーキのようなニュアンスの入力が可能)が可能とのことです。
おそらく軽すぎるとアナログ入力の微妙な力加減が難しいと判断しての硬さだとは思います。
ネット検索すると、スプリングカットという裏技(力技)もあるようですが、成人男性なら、まぁ使えるのではないでしょうか。
指が疲れるほどゲームをするな!という親心だと解釈しています^^

■レシーバー
小型のレシーバーでPCに刺しっぱなしでもまったく違和感ないというサイズです。
このレシーバーは電池カバーの中に収納しておくことも可能です。
そんなにゲームパッドを持ち運ぶこともありませんが、個人的にはまったく使わない時期があるので、そのときにレシーバーを抜いて保管しておけるのはいい配慮だと思います。
レシーバーを収納可能
レシーバーを収納可能

実はこのレシーバーサイズが購入の決め手になりました。
あとは、2.4GHzの無線ではなく、Bluetoothにしてほしかったです(そしてiPhoneやiPadにも対応してほしかった。。。)。
レシーバーの感度が悪い時用に、延長用のUSBケーブルがついていますが、私の環境では必須でした。PCを机の下に置いているため、反応が鈍く感じることが多く、見通しのきく位置にレシーバーをおくと非常に機敏に動作したので、延長して配置して使っています。


■使用準備(インストール~各種設定)
インストールはパッドの入力モードによって異なります。このモードはパッドの上部にあるスライドスイッチで切り替えます。
XInputモードだと、インストール作業不要でいきなり使えました。
Win7では「デバイスとプリンター」に自動的に表示

右クリックで設定画面まですぐにたどり着きます。


DirectInputモードは添付のドライバのインストールが必要です。
ドライバとソフトをインストールして
ドライバとソフトをインストールして

Winが認識したら
Winが認識したら

使用可能です。
使用可能です。



■入力モード
切り替えスイッチがついていて、それぞれ以下のような特徴があると書かれています。
●XInputモード:
  ・A、B、X、Yボタン
  ・LB、RBボタン
  ・左右アナログトリガー
  ・「スタート」「戻る」ボタン
  ・2本のクリック可能なアナログミニジョイスティック
  ・8方向Dパッド
  ・「ホーム」ボタン
  ・「スポーツ」モード
  ・バイブレーションON/OFFボタン

●DirectInputモード:
  ・10個のプログラム可能なボタン
  ・プログラム可能な左右トリガー
  ・2本のプログラム可能なアナログミニジョイスティック
  ・プログラム可能な8方向Dパッド
  ・「スポーツ」モード
  ・バイブレーションON/OFFボタン

トリガー(LT,RTキー)がDirectInputモードだとデジタル入力になります。
またMODEキーを押すと「スポーツモード」と「フライトモード」が切り替えられます。これは左のアナログスティックと十字キーの操作を逆にする機能です。
MODEキーを押すと
MODEキーを押すと

切り替わります
切り替わります



■プロファイラ
DirectInputモードでのみ機能します。プロファイラをインストールします。このソフトでキー入力やマウス入力のパッド入力化を実現します。Joy to Keyを思い出しました。
IE起動時に割り当ててみました。
プロファイルを作成
プロファイルを作成

左のアナログスティックをマウスのXY軸それぞれに割り当て、L1(LB)を左クリック、L2(LT)を右クリックに設定しました。
IEに割り当て
IEに割り当て

イメージとしてはThinkPadのキーボードの真ん中にあるアレの感覚で、使いにくいです^^
しかし面白い機能ではあります。マクロのようなプログラムを設定することができるので、カスタマイズ次第ではごろ寝マウスに使えるかもしれません。


■ワイヤレスということ
ワイヤレス機器の問題として予測しがちな、入力の遅延や切断などについては、今のところ遭遇していません。そんなシビアな入力を待つゲームをやったわけではないので、“検証”とまではいえませんが、感覚的には問題なしという感じです。
WiiやPS3以降、コードがないことの優位性が証明されているとおり、“電池切れの心配”と“重量UP”以外のマイナスポイントはありません。
コントローラーがワイヤレスなので、ヘッドフォンをつけたまま、立ち上がって引っかかったりしないように気をつけたいものです^^;

■まとめ
評判がよくないページもありましたが、使いやすいゲームパッドだと思います。
ほかのワイヤレスゲームパッドと比較ができないのが心苦しいところではありますが、耐久性があれば値段相応以上の仕事はしてくれそうです。
  • 購入金額

    4,980円

  • 購入日

    2012年06月04日

  • 購入場所

    ZOA

17人がこのレビューをCOOLしました!

コメント (2)

  • タコシーさん

    2012/06/09

    ワイヤレスと言うことで入力のタイムラグが気になりますが
    動作させて気にならないレベルだと使えるかもしれませんね
  • yosh-massterさん

    2012/06/12

    FPS系のゲームをしないのでシビアなところはわかりませんが、GTX680を購入した時に付属していたアサシンクリードというゲームでは違和感ゼロでした。英語でわからなくてやめましたが^^


    しかし、気軽に「お試しください」といえる金額とは言えませんね~

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