最大の特徴はソーラーパネルによる自動充電機能です。
【製品情報URL】
http://www.logicool.co.jp/ja-jp/keyboards/keyboard/devices/k750-keyboard
【主な仕様】
キーレイアウト: 日本語108配列(かな刻印無)
キー構造: パンタグラフ(インカーブキー採用)
キーピッチ: 19.5mm
キーストローク: 2mm
キー押下圧: 60g
本体サイズ(幅×奥行×高さ): 432mm x 157mm x 7.5mm
本体重量 (電池含む): 750g
角度調節機能 : 有(8度)
このキーボードを選ぶ方の多くは、その自動充電機能が理由かと思います。
私は、その機能以上に、同社のワイヤレスキーボードの中では群を抜いて心地良かった打鍵感に惹かれて購入しました。
店頭デモ機を触った印象では、同社の下位のメンブレンモデルは勿論、上位モデルで採用されている「PerfectStroke」と比べてもかなりの好感触だったからです。
配列は日本語108配列。
一般的な108配列におけるショートカットキーの位置にFNキーが配置されており、FNキーとF1~F12、PrintScreenの併用でメディア機能やショートカットキーを使用出来る。
ショートカットキー自体をファンクション扱いにしたのは秀逸だと思った。それとも最近のメディア機能付キーボードでは定番なのだろうか?
キースイッチはパンタグラフ構造。
パンタグラフキーボードとして見てもやや強めのタクタイル感により、文字入力のタイミングは掴み易く、そして心地良い。
パンタグラフ特有の浅いストロークと合わせて、かなりタイピングし易い。
キートップの厚みは無いが、中央部分に向けてわずかに凹んでいる「インカーブ」構造の為、自然に指先が吸い付く様なホールド感がある。
特筆すべきは、キーピッチの広さ。下手なフルサイズキーボードよりも広い約20mm。
キーピッチだけでなく、隣接するキー自体も離れているアイソレート型なので、大幅にミスタイプを軽減してくれる。
ただし、その分キーボード全体の横幅も広い。省スペース性を求める用途には不向き。
キー自体はややぐらつきを感じる。
また、キー印字は明らかにシルク印刷だと思われるのだが、そのシール感(印字部分の盛り上がり感)が異常に強い。
印字を含めてキーの耐久性には不安を覚える。
ボディ前面は光沢仕様のブラック。これは勘弁して欲しい。
光沢デザインは「高級感」を出す効果的な方法のひとつである事は認めるが、あまりにも安易。
ましてや入力機器を光沢仕様にするなど狂気の(ry
拭き取り用クロスが付属するが、そもそも光沢仕様でなければ(ry
筐体は約8mmという驚異的な薄さ、その外観のわりにずっしりと感じる750gの重さ。
おそらく充電システムに因る重量なのだろう。
重さについては否定的な考えを持つ方もいるでしょうが、結果的に打鍵時の安定感に貢献している。
機能面では、やはりソーラーパネル充電の訴求力が強い。
ネット上の口コミでは、その充電機能に不具合のある個体が多いらしく、かなりの件数で初期不良、交換対応になっている様です。
私の購入した個体では、少なくとも現時点では充電機能に問題は無く、室内の灯で十分に充電、キーボードの動作にも問題はありません。
また、「Unifying レシーバー」機能が便利。
これは同社製品で「Unifying レシーバー」に対応しているワイヤレス機器ならば、最大6つまでをひとつのレシーバーで共用出来る機能。
機器の登録には、専用ソフトをインストール、起動する必要はありますが、一度登録してしまえば以降はソフトウェアに依存する事なく使用出来る様になる。
この打鍵感、キーピッチのままで、トラックボールもしくはタッチパッド等のポインティングデバイス付きのモデルがあれば是非欲しい。
Logicoolさん、K750にポインティングデバイスを加えたモデルをお願いします。
あ、キー配列などはそのままでね。
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購入金額
5,000円
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購入日
2011年08月頃
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購入場所
退会したユーザーさん
2011/08/19
アイソレートなキーもイイし、欲しいモノであります!
仰る通り、これでトラックボールなんかが付いてたらイイですね!
おっと林檎屋からこんなモノが出るかもですよ?!
知的レビュアーさん
2011/08/19
キーボードは、打鍵感が命ですよね。
あとは、テンキーレスがあれば(ry
JUN8731さん
2011/08/19
レビュー大変参考になりました。
ソーラー充電はもちろんのこと、
アイソレーションなキーピッチも魅力的ですね♪
MAC向けの同製品が発売になるらしいので、
そっちも気になるところです。
s3zm4rさん
2011/08/19
ワイヤレス&ソーラー充電のキーボードは少ないので、それだけでも十分な魅力がありますね。
本文中でも書きましたが、店頭で触った感じでは、上位モデルのPerfectStroke(基本はパンタグラフだが若干構造が違いストロークも深い)よりも気持ち良い(好みの)打鍵感でした。
また、兄弟機K360やK800もアイソレートなキー配置なんですが、その間隔が狭かったりします。
打鍵感は、個人的嗜好が大きく占めますから、是非一度デモ機などに触れてから選んだほうが良いと思います。
Logicool製品はメジャーですから、実際に触って試せるお店も多いかと思います。
K400が残念な配列だったので、その上位バージョンとしてK750のポインティングデバイス付きモデルが出れば購入確定なのですが...
aimaruoさん
2011/09/29
私もこれ使ってますが、打鍵感含めていいですよね。
テンキーレス&ポインティングデバイス付きがでたら、
速攻で買い替えるんですが^^
s3zm4rさん
2011/09/29
本当に、本製品のポインティングデバイス付きバージョンが出れば最高ですね。
ところで、ちょっと調べた感じでは、太陽光充電可能なポインティングデバイスは皆無な状況の様です。(過去にマウス製品が存在した様ですが...)
もし技術的に可能ならば、既に登場していて当然のアイデアだと思いますので、ポインティングデバイスともなるとその電力を太陽光充電で賄うのは難しいのかもしれませんね。
CLWさん
2011/10/23
その割には、安い。
CoooooL!!
s3zm4rさん
2011/10/24
電池を気にしないで良いのは本当に素晴らしいですね。
きっちょむさん
2012/03/12
これを除いて・・・。
ミツミやNMBのOEMもあると思いますが、自社生産品も出来ると聞いた事があると伺います。
これはどちらなんでしょうねぇ?
s3zm4rさん
2012/03/14
90年代頃のLogicoolキーボードには、(おそらく台湾メーカー製と思われる)OEM製品がちらほらと見受けられるのですが、近年では他社で同等品を見かけませんので、自社開発かと思います。
ゲーミングキーボードは「アイデア一発勝負」的なギミックのものが多く、特にLogicool製品では(経験、伝聞双方において)ソフトウェアに不安がありますので、なかなか手が伸びませんね。
実用上、Nキーロールオーバーを謳う製品であれば事足りますし。
ゲーム特化では、G13やBelkinのNostromo、過去にMSが販売していたStrategic Commanderの様な「片手用デバイス」がもっと増えると個人的には面白いのですが。