1986年頃、ビデオデッキ購入に当たってこの機種にするか次の年に発売される予定の「EDベータ」にするか迷いましたが、メタルテープを使って高画質化を狙うEDベータ機ではランニングコストが掛かり過ぎると言う理由から結局SL-HF705を選んだと記憶しています。でもこれがベータ機を買った最後の機種となりました。
私はバリバリのSONY党でありませんが、ビデオデッキは最初からVHSではなくβが主流になると勝手に決め付け(笑)、最初に購入したSL-HFR30からSL-HF705までβのみ一時期4台所有していた事もありました。確かTVの同時録画やレンタルビデオのダビング用かと。現在は再生に難のあるパナソニック製S-VHSビデオ「BSビデオ画王」ことNV-X25 (1992年製)とこのSL-HF705だけになりました。8,9年前に再生が出来なくなったので、地元のソニーショップに持ち込みましたがちゃんとメーカーで修理して貰えました。十数年経っても補修部品を取り揃え修理出来るのは「さすがはSONY」と正直感謝したものです。それ以外は現在に至るまで実に24年間特に不具合も無く動いています。
とは言え、テレビのラックに飾って置くだけの時期も正直あった訳ですが(笑)、最近は昔録ったビデオテープのデジタル化に活躍しています。約300本位有るベータテープの大半はTVから録画した映画や音楽(MTV)・アニメ等で、今のデジタル時代では画質は当然比べ物になりません。しかし、26年前に録画したテープの割りにはそこそこ見れるのもベータを選んだお陰かなと思っています。
まあ全てのテープをデジタル化する訳ではありませんが、問題なのはアナログデータなので時間がかかることでしょうか。取り敢えず、必要な分のデジタル化が終わるまでは大事に使っていきたいと思います。
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購入金額
158,000円
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購入日
1986年頃
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購入場所
オ ー デ ィ オ ユ ニ オ ン 横浜(関内)店
hatahataさん
2011/11/25
憧れでした。