一番メジャーなのがマウスだろう。デスクトップPCにキーボード+マウスという形態があまりに永く続いたので、アプリケーションが最適化されてしまって、PCの主流がデスクトップ⇒ノート⇒タブレット..と変遷してもなおマウスの存在価値は高い。
これに次ぐのがノートPCの台頭によるタッチパッドだろう。最近のものはマルチタッチやWindowsのゼスチャーにも対応しており、入力デバイスとしてかなり洗練されてきた。
その他トラックポイントなど特定のメーカーが永く採用し続けてそのメーカーのアイデンティティになっているポインティングデバイスもある。
一方、古くから存在し、複数のメーカーが採用するのに主流になりきれないポインティングデバイスもある。
トラックボールだ。
以前多く使われていたボール式マウスを裏返した様な仕組みで、ボール式マウスが本体を動かして机の上で内蔵されたボールが転がる動きを検出していたのに対して、ボールそのものを動かす仕組み。
原理的にはそれだけのもので、ボール移動の検出は以前のギア式から光学系になったりもしているが、マウスの方はボールレスの光学系検知方式が主流になった今でもトラックボールは当然「ボールをまわす」という仕組みは変わらない。ちょっとレトロな感じもする入力デバイスだ。
ただいくつかマウスにない利点もあり熱烈なファンを持つ。
まず、手首を動かさなくて良いと言うので腱鞘炎を持つ人にはファンが多い(ボールを指で動かすトラックボールも指に腱鞘炎があると×だが、腱鞘炎の多くは手首~肘なので)。
さらに本体を動かさなくて良いので狭い場所で使える。
この2点が特筆すべきメリットだ。
特に後者は万人に効く長所なので、使ってみると結構ハマる。
現在メインPCはPCデスク
においているが、サブの■
はTV
に繋いでいる。これは寝ている部屋に置いてあるので、休みなんかでダラダラしながら布団の中でZIGSOW観たりもするw
その際、基本はトラックボール付きワイヤレスキーボード
を使うのだが、大きく画面を動かしたり、単に前のページに戻るという様なときにわざわざ両手でゲームのコントローラーの様に抱えないと操作がしづらいのが、メンドイ(←メンドイからウェブブラウジングin布団してるのでw)。そんなときにはこのトラックボールが役立つ。布団のような柔らかいものの上であっても、ボールさえ動けば良いので。
しかもダラダラブラウジング対応に?「戻る/進むボタン」もある←素晴らしいマーケティングと商品企画だw
クリックと戻る/進むだけでほとんどが用が足りるウェブブラウジングなら、これ一つでOK。
マウスとボタン配置がほぼ同じなので、ドラッグアンドドロップなどマウスで考えられたアクションもさほど難しくないし。マウスではあまり使わない親指にボール操作が割り当てられているので、トラックボール初心者には使いやすいと思う。ただせっかくLogicoolの製品なのに、ホイールがLogicoolお得意の超高速スクローーーーーーーーーーーールの「フリーホイール」
でなくて普通のものである事、本体が大型のわりにボール自体はやや小さく細かい作業がしづらいこと(ただ径が小さいと言うことは逆に大きく動かすときには便利だけれど)、形状的に右手での操作しか考えられていないこと(寝ている方向からすると左でも使えると便利なんだけどなぁ..)などはちとマイナス。
でもマウスの使えない環境下ではタッチパッドよりは使いやすいと思います。お布団のお伴に(違
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購入金額
2,997円
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購入日
2012年07月28日
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購入場所
PC Depot
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