EVGA X58 FTW3を購入してからすっかりEVGAファンになってしまいました。
今までのリファレンスモデルに比べ、ファンが大きくなりました。
GTX260との比較です。かなり短くなり、全長約21cm。
補助電源を挿した長さも含め、ちょうどマザーボードの横幅に収まります。しっかり計算されてます。
GPU-Zを見て、自動ダウンクロックのクロック数に驚きました。Core 50.6MHz、Memory 67.5MHz、Shader 101.0MHzと10分の1以下までダウンします。電圧も1.000Vから0.875Vまで下がります。
EVGAオリジナルのEVGA PrecisionとEVGA OC Scannerというツールを使い、オーバークロックの設定をつめていきました。EVGA OC ScannerはGPU使用率が95%を超える高負荷なツールですが、それでも温度は77℃までしか上がりませんでした。ファン回転数はデフォルトの40%(1620RPM)から徐々に上がり最大58%(2490RPM)まで。
コアクロック:675MHz→850MHz(1700MHz)
メモリクロック:900MHz→1000MHz(2000MHz)
電圧はそのままで上記までオーバークロックしました。これ以上上げると負荷中にドライバが停止します。
GTX260とのベンチマーク比較です。
<3DMark Vantage>
GTX 260 : P12088
GTX 460定格 : P14406
GTX 460OC : P17357
<ファイナルファンタジーXIV オフィシャルベンチマーク>
GTX 260 : HIGH 2708 / LOW 4703
GTX 460定格 : HIGH 2547 / LOW 4866
GTX 460OC : HIGH 3145 / LOW 5774
<ゆめりあ(1027x768/最高)>
GTX 260 : 102327
GTX 460定格 : 81373
GTX 460OC : 93393
GTX260はメモリが896MB、GTX460は768MBなのでこの差がスコアにも影響している感じです。
オーバークロックによって20%近くスコアがアップしました。
ベンチマーク中の消費電力も調べました。
左がGTX460、右がGTX260です。
アイドル | 156W | 167W |
3DMark Vantage | 278W | 295W |
FF14 | 275W | 295W |
ゆめりあ | 245W | 276W |
全てGTX460の方が消費電力は少なくなっております。
回転数ごとのファンの音を動画にしました。
50%くらいまではほとんど聞こえません。
今までGeForceのリファレンスクーラーといえば、うるさいし冷えないか、静かでも冷えないとあまりいい記憶がありませんでしたが、ファンが大径化したためか、しっかり冷えてくれます。
30℃を超える真夏の室内でも余裕な感じ。
せっかくの3-way SLI対応のマザーボードなので、せめて2-wayくらいは試してみたいですね。
<PC環境>
CPU: Intel Core i7 930
CPUクーラー: Corsair CWCH50
メモリ: Corsair CMP6GX3M3A1600C7 (2GBx3)
SOUND: PCI Express Sound Blaster X-Fi Titanium Professional Audio
SSD: Intel X25-M SSDSA2MH080G2R5
HDD: WesternDigital WD10EARS 他2台
DVD: BUFFALO BR-816FBS-BK
ケース: Corsair CC800DW
電源: Antec EarthWatts EA-750
ケースファン: ENERMAX EVEREST UCTB12 x3、ケース付属14cm x2
OS: Microsoft Windows 7 Professional 64bit
<FF14ベンチマークスコア>
1GB版も購入してしまいました。
EVGA GTX460 レビュー 「セットアップ」
EVGA GTX460 レビュー 「ベンチマークと消費電力とオーバークロック」
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購入金額
20,800円
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購入日
2010年07月23日
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購入場所
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