中古工具屋さんに行った時にジャンク箱に入っていました

280円という超激安価格でしたが、ペンチのジャンク箱に入っていましたのでこのペンチがネジザウルスだと認識されず、ハサミ面の合わない程度の悪いペンチとしてこのコーナーに入れられたのでしょう

新品だと1本1800円位しますから、この値段で再生出来れば格安です

車載工具に1個あっても良いかなと思い購入しました

錆びていて、グリップも傷だらけ、油だらけなのでまともに使うには清掃が必要です

バイクなどのパーツを洗うのと同じ手順で再生しましょう

まずは、中性洗剤につけ込んで洗ってしまいます、錆びるとかは気にしません

所詮、錆びていますから・・・

工業油を洗浄するのは台所洗剤が最も格安です、手にも優しいですからね

ブラシで、落とせるゴミと油脂は落としてしまいます

油を落としたらグリップを外してしまいます、

どうもこのエンジニアのグリップは白黒に汚れが目立って私的には好きになれません

すぐに古びて見えます、だから200円台になっているんでしょうけど

現行のネジザウルスは接着されていませんが、この旧番は接着剤の後がありました、古くなっていたので簡単に外れました

外れたら、ピカールを使って磨きます

面倒くさければ、リューターで行きますが、そこまででも無いでしょう

しかし錆びまくっています・・・(^_^;)

流石、280円です

上と下の違いが目に見えて分かってくるとやる気が出て来ます

ピカールを使うと元々の輝きが現れて来ました、良い感じです

もっと錆が深ければ、サンポールを使うのですが使わなくても良さそうです

グリップ部はアーマーオールを使ってプラステッィク部に渇を入れます

元々は車用ですが、プラ系統のパーツにはすべて使えるのでお勧めです

前述しましたが、しかしながら、ネジザウルスのエラストマーグリップは擦れるとすぐ白くなっていただけません、出来れば改善して欲しい物です、柄を白で作れば問題なさそうですが、個性が無くなりますね

そんなに使っていなくても白くなるので、すぐに使用感満点になってしまい残念です

本題に戻りますが、グリップを戻して完成です

えいやと差し込むだけです

今回は車載工具用なので、近所のドイトでキャップを買ってきました

キャップと本体の単価がほぼ一緒になってしまったので、釈然としませんが仕方ありません

新品で買った物と合わせて2本になりました

今回買った物は白い印刷のロゴがないので、相当古そうです

中古の物と元々持っていた私のを比較すると、ヘビーに使うとどうやら真ん中の筋が削れるようです。

真ん中のこんもりした場所の中程の3本の溝は特にここに力がかかる様でここも劣化が激しいですね、ペンチとして日常使うには苦しい出来なのかもしれません・・・(^_^;)

エマージェンシー工具なんで他のペンチと場面で使い分けるのが正しそうですね

この機体はおそらくスタッドボルトか丸棒の軸受けの様な物を挟んで抜こうとしたために真ん中が擦れちゃったんでしょう

トラスネジを掴んでいるならおそらくこんな消耗はしていなかったのかもしれません

これだけ縦筋が削れていても、トラスは回せますので優秀です、

次なる進化は縦筋の強化ですね

エンジニアさん頑張って下さい