Phenom II X2 560→4コア化状態で、約35℃(ACCで無効化されたコアを無理やり復活させると本来のコア温度は取得できなくなるので、マザボのセンサー経由でのコア温度。BIOSでちょろっとでる)
※ACCとはBIOS設定でCPUコアごとの電圧設定を行う部分ですが、これを活用すると、一部のAMDのCPUのコアが増えます。(復活します) PhenomII X3 X2と同様にAthlon X2 X3 X4(AthlonIIの場合はコアだけでなくてPhenomII向けのL3キャッシュが復活したりするのでX4でも遊べる)
ただし、普通の空冷と違って水冷は全般的に気を付けることがあります。
それは周辺冷却がおろそかになることで、チップセット、特にノースブリッジ温度には注意。
発熱の高いチップセットをご使用の場合はくれぐれもご注意を!
そのためSpeedFanというフリーソフトで、コア温度をご計測ください。
HA-06以降のJetwayマザーはCore 3が、ノースブリッジ温度です。
サウスは元来たいして熱を持たないのでグリス塗り替えで十分ですが、ノースはやばい。元々の空冷FANでは50℃くらいあってあんまり冷えているということは無かったのですが。
簡易水冷に換装して、ラジエーターファンを排気で取り付けた場合にはマザーボード(HA-07 Ultra)のチップセット(AMD 790GX)が80℃↑になりました。
しょうがないので、冷えると評判のZALAMANのZM-MB47Jに換装したり、Ainexの同等品を使用してしてみたものの、100℃↑という風にさらに悪化。(風がないからそうなるだけで決してそれらのヒートシンクの性能が低いというわけではない)
空冷なら威力絶大なこれらのチップセットヒートシンクですが、水冷の場合は表面積との勝負になるようです。
このため、デフォルトのヒートシンクに戻し、ainexのHM-15、HM-17をデフォのシンクの上から貼り付け、さらに空いたスペースに、手じかにあった金属製品である目玉クリップを三個付けました。
この上で、ラジエーターファンを吸気にして多少はヒートシンクに風が当たるようにしましたら55℃付近まで低下させることに成功。完ぺきではないものの、一応安全圏に戻りました。
ちなみに水冷の使用感ですがすこぶる良いです。
多少工夫すればかなり静音化できるので簡易オーディオPCも狙えるかもしれません!(OnkyoのオーディオPCなんかも水冷式だ。あれすごくほしいけど手が出ないって人はこういう簡易水冷が超お勧めです。)
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購入金額
0円
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購入日
2010年10月頃
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購入場所
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