RDH1238B何の飾りっ気もないごく一般的な120mm角のケースファン…のように見えますがコイツ、3800回転も回る化け物ファンです(;^ω^)
パッケージの「超高速」の文字が頼もしいですね。
スペックは
回転数:3800RPM
風量:154.0CFM
騒音値:52.0dBA
静圧:14.58mmAq
電流:1.3A
色々とぶっ飛んだスペックなのですが、まず一番目を引くのは3800RPMという回転数でしょう。
一般的な120mmケースファンの回転数は高くても1200~1400RPMなのでざっくり倍以上の回転数です。そして風量も154CFMと別次元。1200RPM程度の一般的なケースファンだと約50~60CFMなので3倍もの風量です。
38mm厚とかなり分厚いファンなので固定用の長いネジが付属しています。ちなみに付属しているネジはミリネジです。
私はこのファンをCPUクーラーに使用しようと考えて購入しました。
現在使っているCPUクーラーはCoolerMasterの120mm簡易水冷MasterLiquid Liteです。廉価モデルの簡易水冷ではTDP140Wに達するCore i7 7820Xを完全に冷やしきることは出来なかったようで高負荷時はCPU温度80℃を超えてクロックが上がらないことも…(´・ω・`)
Before
After
取り付けてみたものの何か違和感を感じる方、鋭い。
ラジエターに取り付けられるネジはインチネジ、付属しているのはミリネジ。
はい。取付できませんでした。
結構高価だったのでなんとしてでも使用するため、結束バンドで強引に取付。
凄まじい風量
3800RPMという回転数は伊達ではなくOCCTを回すと1分で85℃に到達していた7820Xを定格であれば5分程度は70℃前後に抑えることができます。しかも2個もつけているせいなのかPC後方は暴風。フロントファン付近ではフロントのファンなど関係ないくらいの勢いの吸引力。凄まじいです。
そして何より…
今にも離陸しそうな爆音PCになってしまいまいましたとさ。
付属のペリフェラル-PWM分岐ケーブルを使用するとマザーには回転数の信号のみが送られ、電源はペリフェラルから取るので常に全力全開フルパワーで爆音と暴風をまき散らすことになります。
このファン自体は一般的な3pin端子を搭載していますが消費電流が1.3A、なんと15Wもの電力を要求してきます。私が使用しているX299 Taichiのファンコネクタは「最大1Aまで」と記載されていて直接つなぐとマザーを壊す可能性も…しかもファンコンを使用しようにも大抵は最大7W、良くても12W程度の物が多く使用できません。
さすがにうるさくて使い物にならないとマザーのマニュアルを見ていたら水冷ポンプ対応になっているコネクタが2つあって最大18Wとの記載が!
晴れて回転数制御が効くようになりましたがそれでも爆音PC→結構うるさいPCになったくらいです(;^ω^)
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購入金額
1,810円
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購入日
2019年10月26日
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購入場所
ヨドバシカメラ
jakeさん
2019/10/29
それだけ風量が多いと、吸い込み口もきっちり用意しないと排気し切れないかも
Kei0048さん
2019/10/29
araragiさん
2019/10/30
12cm38mm厚6550rpmとか12cm25mm厚6400rpm低消費電力タイプとか12cm76mm厚6200rpm二重反転ファンあとPCで使うには厳しいと思いますが12cm38mm厚11500rpm 48V仕様
など面白そうなファンがいっぱいあって使用を眺めているだけでわくわくしてきますよ。
Kei0048さん
2019/10/30
固定さえなんとかなれば2重反転ファンとか凄く面白そうですw
PSGOLDさん
2021/02/08