しかも一般的な掃除機の倍額、高機能掃除機と同レベルと、
私にとって高額商品なのだから尚更のこと。
使ってみると分かるが、この商品の最大の売りが「自動」という
ことである。
すでに一般的になっているのかもしれない、
我が家では、ドラム式洗濯機・食洗機を導入している。
セットさえしてしまえば、全てが同時に、しかも自分は他のことが
できるということが「自動」のメリットである、この恩恵は大きい。
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実際に使ってみて、気になる点をまとめる。
これから購入を検討している人の参考になれば嬉しい。
まず清掃中の騒音だが、通常の掃除機より大きい気がする。
紙パックタイプしか使用したことがないため、騒音が大きいと言われる
サイクロンタイプと同等かもしれない。
イメージとしてはヘアードライヤーを全開にして床に置いたくらいの
騒音が出る。
掃除する部屋は6畳~8畳程度が適度と思われる。
ルンバには角のゴミを書き出すブラシが搭載されているが、この勢いが
強いため遠くにはじき飛ばしてしまうことが多い。
部屋が広いと散らばる範囲が広く、一箇所当たりの通過頻度が低いため
掃除が終わるまでに時間を要することが多い。
8畳の部屋が15~20分程度かかるが、15畳のリビングは1時間しても
終わらない場合がある。
我が家ではリビングは普通の掃除機を使用する場合が多くなって言る。
メンテナンスは普通の掃除機と違い、ただゴミを捨てるだけでは済まない。
ゴミタンクの中身を捨て、ゴミを掻き上げるヘッドの役割をする部分は
髪が絡まりやすいので除去する。
走行方向を検出する車輪(マウスのボール相当)を拭き取らないと
正しく走行してくれなくなる場合がある。
また落下防止のセンサと充電端子を拭いておかないと、脱輪や
ドックへの帰着失敗が起こりやすくなる。
メンテナンスは多少面倒ではあるが、手順に慣れてしまえば
それほど苦ではない。
なお、購入後一定期間でメーカメンテナンスを受けることができる。
メカ部のメンテナンスとアルゴリズムプログラムの更新が施される
らしい。
我が家のルンバも購入後半年くらいでメーカメンテナンスを受けたが
正直、賢さが低下し、吸引力も低下して帰ってきた気がする。
メーカメンテナンスを受けるかどうかはユーザ判断になるが
特に問題なければ見合わせた方が良いかもしれない。
気になった点の最後として、本商品はよく私の足下をねらって
走ってくることが多い気がする。
全力でつま先に突っ込まれ、親指のツメがはがれるかという
思いをしたことがある。
そのため、ルンバが走行中は足の指を上げて生活をするか
素直にスリッパを履いた方が安全である。
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気になる点を多く書いてしまったが、トータル的に見て
時間がいくらあっても足りない人に是非お勧めしたい。
またペットと同居している人にもお勧めしたい。
ペットが怖がるか楽しむかは彼らの性格によるところだが
床に落ちている毛は気になるもの。
スケジュール設定すれば定期的に清掃をしてくれるのは
ありがたい。
他社製品でもっと安価な商品があるが、自動掃除機の先駆けだけあり
清掃能力に長けていると判断する。
作りもしっかりしており、多少高くても本商品を選択する価値はある。
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自動掃除機を導入するメリットがもう一つ。
本商品は、床に物が散らかっていては使用できない。
そのため人間の手で散らかった物を片付けなければならない。
スケジュール設定していれば事前に片付けておく必要がある。
これにが習慣化され、自然と部屋が整頓するようになってしまうから
驚きである。
自動掃除機により自動的に人間の性格まで整頓好きにされてしまうのだ。
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購入金額
69,800円
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購入日
2009年頃
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購入場所
Manyaさん
2011/07/26
我が家も導入を検討するものの中々踏ん切りが付きません・・・
あるとやっぱり便利なんだろうなぁ。
蒼-aoi-さん
2011/07/26
我が家では便利に使っています。
ただ、レビューにも書いたとおり、部屋が8畳を超えるとなかなか終わらないです。