低消費電力・低発熱なので大きなヒートシンクを搭載してファンレスを実現したAT5NM10-Iですが、初秋の今日、室温20℃の状態でインターネットをしているだけでCPUの温度は45℃にまで上昇します。正直言って夏場が心配ですし、CPUは大丈夫でもマザーボードの電解コンデンサは高温に非常に弱いです。
現在ケースファンも付けずに動作させていますが、ヒートシンクに覆われるような配置の電解コンデンサは1秒と触れていられないほど熱いです。これはまずいんじゃないかなーと思います。
しかし、ファンのピンは3ピンでPWM制御ではありません。PWM制御のファンを無理やり挿したところ、最高速で回り始めました。
3ピンの回転数固定の低速静音ファンを買ってくるしかなさそうです。Atom D510とNM10自体の発熱は小さいので、本当にユルユルとファンを回しているだけで効果がありそう。
Atomは非力で使い物にならないよ、といっている方を大勢見かけます。そういう方は決まってHDの動画を見ようとしていたりとAtomの守備範囲外のことをやっていて重いといっているのです。
Windows XPでインターネットをするくらいであれば非常に快適です。ただ、Windows 7、Windows Vistaではどうなるかは私にはなんとも言いようがありません。デスクトップはXPしかないうえ、Ubuntuをいれてサーバにするつもりで買ったものなので。
追記
現在Ubuntuをいれてファイルサーバ・Webサーバとして24時間稼働しています。12cmファンを取り付けているためCPU温度は36度ほどで安定しており、動作も安定しています。
低消費電力・低発熱・低騒音は24時間付けっ放しといったサーバ用途にはもってこいです。どうせサーバにするなら、NICを増設してルータにするのもいいかもと思いましたが、ケースの都合上、断念しました。
擬似的とはいえ4スレッディングなのでなかなか快適で、ゲームやHD動画を観るといった使い方をしないならとても快適、エコです。
12cmファンを取り付けると蓋が閉まらないのでこんな状態です。かなり醜い。
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購入金額
6,000円
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購入日
2010年10月09日
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購入場所
ネットオークション
beckさん
2010/10/09
ヒロ妨さん
2010/11/15
室温20℃で、ケースオープン状態でCPU温度、50℃位です。
DOZENさん
2010/12/08
CPU温度については、安定動作はするものの確実に寿命は縮まると判断したため冷却ファンを取り付けるに至りました。