Came Coneキットには，
SDカードのための直差しアダプタは最初からありますが，
その他のメモリーカード用はありません．
※台湾とか行くとあるのかな…(^^ゞ

しょうさのように，Sony系カメラが多いと，何とかして
Memory Stick Duoから読み込ませたいところ…

そこで！
CameCone-USBに，Memory Stick Duo用USBアダプタを
ぶっさして，直接読み出しできるかどうか…を実験！
MS-HX8Gおよび同梱のUSBアダプタを
直接CameCone-USBにさしてみることに…
（写真参照）

ちなみに，このMemory Stick Duoは "HX" という高速版で，
高速読み書きするためのUSBアダプタが付いてきました．
実際，MSAC-EX1 (Express Slotアダプタ)での読み書きはもちろん，
NEX-5での連写でも（少なくともしょうさが試した限りのSxxDxxx製UltxxII
などと比べてた結果では）「最速」です．
これが，CameCone-USB + 付属USBアダプタ + "HX" とかいう
ジャンキーな組み合わせで動作してくれるのかどうか…

つづくっ！(笑)

ドッキングさせる…だけならもちろん問題ない(笑)けど，
うまく動作するのなら，ただドッキングさせるだけで自動的に
「写真」アプリた立ち上がるはず！

さぁ，どうか！…つづく(^^ゞ

MS-HX8G同梱のUSBアダプタに付いている
赤いLEDアクセスランプが点滅をはじめました！

「こいつ，動くぞ！」

そして，画像読み込み中を意味する
「点線の写真枠」がiPad画面に表示されました！！！
（左の写真参照）

さらに，もうしばらく待つと…
再生できた画像が次々と表示されていきます！！！　つまり，大成功です！
(右の写真参照)

さて，サムネイルが並んだら，
その画像を見ることはもちろん，
iPadのストレージへ直接コピーすることができます！

スクリーンに並んだサムネイルの中から，
iPadへ転送したい写真だけをタップして選べばOK．
選択した写真には，ブルーのチェックマークが入ります．
「全ファイル選択」も可能．
また，JPEGとRAWの両方が含まれるサムネイルには，ちゃんと
「RAW+JPG」の表示がなされ，どちらの画像も
iPadへ転送されます．
RAW画像ファイルの再生表示も可能！
もし，以前にiPad本体に転送したことのあるファイルが
ふたたびカード読み込みより現れた場合には，
最初からグリーンのチェックマークが入って表示されます．
これは便利！

転送されるファイルは，リサイズや圧縮されることなく
iPad内に収納されます．
Exif情報も保持されます．
よって，
もし撮影中にメモリーカードがいっぱいになったら，
iPad側へいったん写真取り込みを行い，転送の済んだファイルを
カード上から削除すれば空きスペースを確保できます．
家に戻ってから，iPadをiPhotoにつないでMacへ吸い上げれば
元の写真のクオリティをそのままに転送が可能です．

上記の動作は，
CameCone-SDを使って，SDカードから読み込む時でも
基本的には同じです．（その場合はもちろん直接挿すだけ／
SDカード用USBアダプタは不要です．）
また，CameCone-USBに，各カード用のUSBアダプタを
くっつけて使う場合，消費電力の高いアダプタやメモリーカードを
利用することはできません．つまり，どんなカード／アダプタでも
大丈夫というわけではないのでご注意ください．

というわけで，Memory Stick Duoがフツーに利用できることが
わかったので，それだけでもありがたいアダプタになりそうです．

おー、僕もＵＳで買おうと思っていたのですが、どうせ日本でも買えるだろうと思って、まだ買っていません。撮った写真をすぐに楽しむという使い方にはいいかなと思って。
何人かいるとデジカメの液晶だとちょっと小さいですからねー。

この円高／ドル安だと，USで買うのが吉ですね．
（できるだけ税率の低いところで…）

ホントの意味では
「撮った写真をすぐ楽しむ」ために
メモリーカードをデジカメから抜かないとならない／または
USBコードを準備しなきゃならないので，
「すぐ」というほど「すぐ」じゃないんだよね…とはいえ，
iPadをストレージに使える（だけの容量が空いていれば）上に
美しい表示が楽しめるので，値段高めだけど満足度はなかなか，だと
思います．

↑に「USで買うのがいいよ」と書きましたが，
ちなみに，今Came ConeはUS$29.00で売られており，
Californiaで買うとsales tax8.25%だったかと思うので，
約$31.4くらい，ということになります．
巷では$=85円切るっ！ってことですけど，
カード払いするとたぶん87円〜88円くらいですから
だいたい2,750円くらいっていうことになります．

日本での販売価格は2,980円，
ヨドで5%ポイント付いたら2,831円ですから
大した差じゃないのね，とも言えるかも(^^ゞ

ちなみに，iPad本体は＄４９９(x1.0825) vs 48,800円なので，
パーセントで言うともっと差がなくなります！
Mac本体はまだUSが安い(英語キーのみだけど)ですが，
日本のApple価格って，なかなか頑張ってるんですねぇ(^^ゞ

↑のメモステDuoアダプタ -> CameCone-USB，の
レポートを見て，
「な〜んだ，メモリーカードのリーダーがあれば
どんなカードでも使えるんじゃん！」
と思った人がいらっしゃいましたら，
それは「超大きな勘違い」です！！！
…そういう人が知人にいたのですが，今日の書き込みはもう
「警告」に近いレポです．

例えば，
Eye-Fi X2 Proに付いてきた
SD-USBリーダーライターは，添付画像ご覧の通り
受け付けてもらえません！
※Eye-Fi X2 Proカードを直接
　CameCone-SDにさした場合は，問題なく読み込みできます．

これ，すなわち
CameCone-USBの端子で「給電」できる電源容量は，
通常のUSB給電規格 (ちなみに5V 500mAです) に
達していないという意味かと．
だ・か・ら，CameCone-USBには，USBのロゴも
付いていない（付けたら違反！）なんじゃないかと
思われます．

メモリーカードのリーダーライターは，基本的に
USB端子から給電されてその回路が動いています．
USB接続される数々のアクセサリー群の中にあっては，
大した消費電力ではないかもしれませんが，
昨今はUSB給電どころか「充電」に使う機器も
ありますし，USB接続の2.5inch HDDなんて，その多くが
500mAを上回るピーク値のものばかり．
そんな「全てのUSB端子アクセサリ」を相手にできるほど
iPadのCameCone-USBに余裕はないのです．
そして，そういう設計方針を選択することは，
バッテリ寿命や余計な回路構成を省くという観点からも
決して悪いことではなく，むしろ潔い割り切りなのだと
私は大いに共感するところでもあります．

もし，さまざまなUSBアクセサリ群をiPadで試したいと
いうことであれば，USBハブ (外部電源供給できるもの) を
使えばかなりさまざまなものが動きます．でも，
それじゃせっかくのstylishなiPadが台なしですし，
iPadってのは
そもそもそういうハードじゃないのよアナタ，という大前提を
忘れちゃいませんよね？ということになろうかと．

「iPadにどうしてUSBがないんだろ？」と思っているアナタ，
そんなアナタが思いつくようなことをJobsやAppleの優秀な
スタッフたちが思いつかなかったわけないでしょ(笑)