レビューメディア「ジグソー」

最強のC3-1500+オンボード変態マザー(;=゚ω゚)=333

2014.12.7:レビューを全面改訂。

PCchipsのC3オンボードマザーの「M789CLU」です。
10年近く前にPCワンズで特価品で売られていた為、3枚分購入しました(;=゚ω゚)=333

【メーカー/型番】PCchips / M789CLU
【チップセット】CLE266
【Socket/Slot】CPUオンボード
【対応CPU】C3-800MHzオンボード
【メモリスロット】DDR1×2
【拡張スロット】PCI×2、CNR×1
【主なオンボードデバイス】サウンド、USB2.0、100BASE-TX LAN、IDE(ATA133)
【フォームファクタ】Flex-ATX
【リリース時期】2003年頃?
【参考HP】
http://www.motherboards.org/mobot/motherboards_d/PC%20Chi...

懐かしきPCChipsブランドのマザーボードです。
今ではASRockが変態マザーの代名詞ですが、以前はこのPCChipsが変態構成や怪しいブランド名のマザーを数多く出していました。元々ECSの親会社だったのですが今はブランドだけ分けているようです。

このPCCHipsはSocket7~PentiumⅢ時代まではパーツショップ等でマザーボードやベアボーン等を良く見かけたのですが、最近、ブランド自体を廃止したようです。一応、LGA1155世代までは発売されており、個人輸入で購入したことがあります。




このM789CLUの入手時期としては、既にVIAの体力が無くなっていた時であり、実質アウトレット扱いで安く店頭に並んだものと思われます。

当マザーの最大の特徴は何と言っても、怪しさ爆発のオンボードCPUの「C3-1500+」でしょう(;=゚ω゚)=333 本来、VIAのC3は1.4GHzまでしか登場していません。また、実クロック表記でありモデルナンバーのように+も付かないはずです。

するとこれは・・・もしかするとPCchipsだし・・・
そうです。PCchips独自のモデルナンバーでした・゚・(つД`)・゚・
中身はSamual2コアのC3-800MHzです。
でも、ファンには1500+と書いてますし、BIOSでもC3 1500+と表示されるので偽装が完璧ですw

グループ会社のECSで使われた1GigaProと同様のコンセプトだと思います。
しかし、1500+とは誇大し過ぎです・・・Z80-1.5GHz相当なのでしょうか?

使用感はCLE266(DDR1対応)なので、PLE133(SDRAM)よりは期待していたのですが、XPでは起動から動作が非常にもっさりしており、officeやネットブラウジングにも耐え難かったです。2000だと結構快適に動作します。また、USB2.0に対応しているのでデータのやり取りには便利でした。

フォームファクタは珍しいFlex-ATXサイズです。
マザーは今でも見かけることがありますが、ケースは全く見ないですね(^^;

本日、ファイルサーバーより勇退させましたが、合計3枚あり2枚新品で残っています・・・

1/3:BIOS画面追加。デジカメのシャッター速度が遅いので次の画面がダブって見えますが(^^;
一応、C3-1500+が確認できます。
c3-1500.JPG
c3-1500.JPG


2014.12.7追記
倉庫を整理してたら、再び出てきたので写真を取り直しました。

これがPCChips様の母板箱です。
機種名がシールで貼られているので汎用の箱ですね。


箱の裏面です。Socket370が前提の説明になっています。


付属品です。使用後なので、ケーブルは元々付属していたものか怪しいですw


そしてマザー全体です。
FlexATXなので、M-ATXに比べてると拡張スロット1本分小さいです。


背面のI/Oパネルです。
PS/2×2、シリアルポート、パラレルポート、VGA出力
USB2.0×4、LAN、アナログ音声×3
Socket370世代のマザーでUSB2.0が4ポートもあれば上等でしょう。


拡張スロットはPCI×2、CNR×1。
結局、CNRやAMRのカードって普及しませんでしたね・・・


ストレージ関係
この頃はS-ATAなんてものは当然ありません。
UltraATA133対応のE-IDEが2基、合計4デバイスまで増設できます。FDコネクタももちろん搭載しています。


怪しさ全開のCPU「1500+」です。
発熱量が少ないのかヒートシンクはかなり小型です。
昔のグラフィックカードのGPUのファンのようですね。
ただ、ヒートシンクが小さすぎて結構熱くなったりするんですけどね(^^;


VRMはコイルが1つしかないので1フェーズだと思います。
まあ、中身はC3-800MHzなので10W以下で済みますからね・・・


音源はVIAのVT1612AなAC97 Codecです。
HD Audioどころか、4ch再生にすら対応していません。
・・・が、現在でも多くの人はこのチップでも不満は無いかと(^^;


LANチップはVT6103の100BASE-TX対応チップです。
この頃はまだまだGigabitは単体の高級なカードでしか見かけなかったと思います。


よく考えると、チップセットのみならず、CPU、グラフィック、LAN、音源ともVIA尽くしだったんですね・・・
  • 購入金額

    4,980円

  • 購入日

    2006年頃

  • 購入場所

    PCワンズ

19人がこのレビューをCOOLしました!

コメント (4)

  • s3zm4rさん

    2011/01/21

    >デジカメのシャッター速度が遅いので
    普通のBIOSなら「Pause/Break」keyで一時停止出来ますよw
  • ふっけんさん

    2011/01/21

    >s3zm4r さん

    Σ(゚д゚lll)マジですか!?
    今の今まで、知らなかった・・・orz
  • CR-Xさん

    2014/12/08

    >今の今まで、知らなかった・・・orz
    ビックリしましたw
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