ATX電源のコネクタ類を接続し、電源供給状況を調べるテスター。最初からATX電源専用として作られているのでコネクタ類を挿すだけの簡単接続。
ジャンク電源や廉価電源を使う前に見ておくとちょっとだけ安心(過信はダメヨ)。
電源自体の供給状況を見るならマザー用のATX20/24pin+4/8pinを接続して液晶に表示される情報を見るのと、通電している電源ユニットの各種ドライブ用コネクタを接続し、緑色のLEDで通電の有無を確認できるというもの。
http://www.scythe.co.jp/faq/pst3.html
各種表示類については公式サイトを見てもらった方が早いので割愛。電圧類はあくまで電源ユニットのマザー向け通電計測となり、4pinコネクタ類は通電の有無しか表示できない点に注意。
マザー用のコネクタを装着した際に余ったコネクタはもちろん通電されるので、ファンへやHDD、ベイアクセサリ類へ強制的に電源供給をするという…
此方に近い使い方も可能だが、単体スイッチが無い&場所を食うのであくまでそれはソレ、これはコレとして扱った方が無難だろう。
筐体はアルミ製でしっかりしており、青色バックライトの液晶はカッコイイ。
ただSATAコネクタのみやっつけ感が漂う仕様で、L字型になっておらず逆挿しができてしまう。更にアルミ筐体の穴のサイズがシビアなので、側面に突起のあるSATAコネクタの場合、上手く抜かないとコネクタ側を破損させてしまうことがあるので注意。
この点は後継の「パワーテスター4」でデザインが改善されている辺り、やっぱり不評だったのだろう。
供給状態に異常が起きると「ピッピッ」というブザー音と共に、異常数値を出している箇所が点滅する仕様。
撮影用にこの安物電源を繋いだのがこの写真。数値はすべて許容範囲内でブザー音は無い。あくまで「このテスターで設定された許容範囲」なので、問題の有無は当然自己判断だ。
しかしファンコン類の撮影用に前述のテスト基盤と組み合わせているふっるーいMicroATX電源をつなぐと…
12V2はエラーなのは、マザー補助4pinがないのが原因なのだが、5V電圧が高い。該当項目が点滅しつつピッピッピと鳴るので一目で判るというわけだ。
しかし実際に今まで活躍したのは液晶パネルではなく緑色の通電LED。某BTOパソコンのHDD不調時に、代わりにこれを接続して軽くケーブルを触ると通電が止まったのが確認できた。つまり断線だ。
…それって単なるテスターで代用できるじゃんとかいわないの!
まあ、できればお世話になりたくない機器ですね。
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購入金額
1,480円
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購入日
2011年12月頃
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購入場所
FreeT
harmankardonさん
2012/03/19
でも,その前にお世話になりたくない代物ですが.
notokenさん
2012/03/19
harmankardonさんに同じくお世話になりたくないシロモノですが…。
下小川さん
2012/03/19
何よりこれのお世話になるような状態になりたくないですねw