【モデルナンバー(実クロック)】266MHz
【FSB×倍率】66MHz×4
【コードネーム】Klamath(クラマス)
【製造プロセス】0.35μm
【L1/L2キャッシュ】32KB/512KB
【コア電圧/TDP】2.8V/不明
【主な拡張命令】MMX
【Socket/Slot】Slot1
【リリース時期】1997年春頃
PentiumⅡはMMXPentiumの後継のCPUとして発売されました。
本当はPentiumProが後継となる予定だったのですが2次キャッシュをオンダイにした為、歩留まりが悪くなったことと、当時主流のOSであるWindows95がPentiumProの不得手な16bitコードを含んでいる為、MMXPentiumよりも性能が劣ることがありました。この為、PentiumⅡでは2次キャッシュを外付けにすることで歩留まりの問題を解消しています。
また、Socket7に見切りをつけSlot1へ移行した最初のコアでもあります。Slot1CPUは当時、ファミコンカセットのような~と例えられることが多かったです(^^; Slot1への移行理由はSlotの方が電気的に効率よく転送できるとか、2次キャッシュをCPU基板上に載せる為とか色々あるそうです。ちなみに2次キャッシュはCPUのハーフクロックで動作します。(当時のSocket7より速い・・・)
ちなみにPentiumⅡの初期コアのクラマスは2.8V駆動で非常に消費電力が大きく40W付近まであがりました。性能としては、MMXPentiumや互換CPUと比較して浮動小数演算がかなり速くなり、2次キャッシュも高速で、かつAGPも搭載されましたのでかなり速かったです。Socket7ユーザーから見ると悔しいです・゚・(つД`)・゚・
PentiumⅡは233MHzから450MHzまで発売されますが、最初から最後まで高価でした・・・ので、私は後にジャンクでマザーと共に手に入れました。XPでも結構イケます(´ω`)
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購入金額
1,000円
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購入日
2001年頃
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購入場所
大阪日本橋(ジャンク)
4453さん
2010/05/07