レビューメディア「ジグソー」

Socket7で出してくれたら・・・きっと英雄になれていたはずなのに・゚・(つД`)・゚・

VIAのSocket370の互換CPU「cyrixⅢ 667MHz」です。
発売当時から、ひっそりと売られていたリテール版です(;=゚ω゚)=333

【モデルナンバー(実クロック)】667MHz
【FSB×倍率】133MHz×5
【コードネーム】Samuel1
【製造プロセス】0.18μm
【L1/L2キャッシュ】128KB/0KB←・゚・(つД`)・゚・
【コア電圧/TDP】1.9V/8.7W
【主な拡張命令】MMX/3DNow!
【Socket/Slot】Socket370
【リリース時期】2001年春(リテール版)

cyrixⅢ最初のSamuel1コアとなります。このコアは当時IDTの傘下だったCentaur TechnologyがWincihp4用として開発していたものです。

FSBこそ133MHzに対応していますが、2次キャッシュがありません・゚・(つД`)・゚・
当時は色々な噂があり、元々Winchip4はSocket7用として開発していたとか、早く市場に出すために2次キャッシュ部分の設計を見送ったとか、性能で勝負しても負けるのでダイを小さくして安く仕上げるとか色々ありました(^^;

言うまでも無く性能は散々たるもので、私が測定した限りでは整数演算でCeleronの9割、浮動小数演算で4割弱といったところです。浮動小数演算ユニットがハーフスピードと考えれば妥当かと思えます。一応、AMDの3DNow!に対応していますが、このCPUで3Dゲームやエンコードをすると大変なことになります(^^;

Win2000やXPだと体感的にもっさりですが、Win98ならサクサク動作します。FSB100版をSocket7用として登場させていれば、アップグレード用のCPUとしてもそれなりに使えたのだと思いますが・・・

リテール版には発熱量の小ささからショボイCPUファン、取説、エンブレム(このセットにはありませんが)、CPUが入っていました。リテール版のCPUには正規品の証のホログラムシールのようなものが貼られていました。

この商品はジャンク屋の処分ワゴンの中に混じっていました(^^;
店によっては珍しいせいか、ショーケースに入って高めの価格で売られています。
  • 購入金額

    500円

  • 購入日

    2006年頃

  • 購入場所

    大阪日本橋(ジャンク)

10人がこのレビューをCOOLしました!

コメント (3)

  • 4453さん

    2010/05/07

    COOL

    当時これ使ってましたけど、ギガバイトのM-ATXマザーだと
    ペンティアムⅢって認識しましたよw
  • ふっけんさん

    2010/05/08

    4453さん。コメありがとうございます。
    確かにCeleron認識が多かったですが、PenⅢ認識もありましたw
    でも、一番酷いのは、MMXPentiumって表示されたこともあります。
    Socket370なのに何故w
  • 4453さん

    2010/05/08

    MMX Pentiumは…アレ?
    たしかSocket7だったような?(((((;゚Д゚)))))

    でも、Socket370でそんな表示されたら逆にほしいかもw

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