前に常駐していた会社で捨てられかけていた子です。

CPUにPentium Mを使っているのに捨てるなんてもったいない！！

『リンさん欲しかったらいいですよ～。』と言われたので素直に持って帰ってきました。

2014年3月某日　WindowsXPのサポート期限も迫ってきましたので

先日Windows7のProfessional 32bitにしました。

USBフラッシュメモリーに作成したインストールデスクでクリーンインストールしました。

【Windows7 デスクトップ画面】

残念ながらAeroは有効にすることは出来ませんでした。

【Windows7 エクスペリエンス】

グラフィックについてはオンボードのIntel 855GMを使用しているため、

Windows7用のドライバは存在していません。

インストール直後は「標準VGAグラフィックアダプター」という、

Windows7の汎用ドライバが当たっています。

インターネットで調べた以下の方法でIntel 855GMドライバを強制的に当てました。

【必要なドライバ】Intel(R) Graphics Controller 6.14.10.3722

→　これ以外では新しくても古くてもドライバは当たらないそうです。

【作　業　方　法】

１）管理者モードとしてDOSプロンプトに入る

２）Takeown /f c:\windows\system32\drivers\vgapnp.sys を実行

３）Cacls c:\windows\system32\drivers\vgapnp.sys /G <User name>:F　を実行

（<User Name>はログオンしているユーザー名）

４）Windowsに戻り、エディタでc:\windows\system32\drivers\vgapnp.sysを開く

５）先頭にxの文字を入れ保存する

（xの文字はなんでもよい。xの場合、先頭がxMZになる）

６）デバイスマネージャーで標準VGAアダプターを削除して、再起動する

（再起動時にメッセージが出るのでそれに従う）

７）デバイスマネージャーでVideo Controller（VGA互換）を選択し、

右クリックでドライバーの更新を選択する

８）ダウンロードしておいたドライバーファイルのWin2000のフォルダを指定する

９）再起動してデバイスマネージャーで以下の様になっている事を確認する

１０）起動時に2つほどexeの実行許可を求められるので許可する
　　　（Intelのグラフィックを管理するツールの起動を求められている）

これでAeroも動いてくれたらよかったのですが、残念ながら動いてくれませんでした。

このドライバを適応すると外部出力が出来るようになるので必要な方にはお奨めです。

DELL X300でのWindows7の使用感ですが意外とまともに使えるなと感じました。

解像度が今時のマシンと比べると低いですし、

HDDもそれなりに遅いですのでサブ的な位置づけで使用されることをお奨めします。

私は実家に据え置いて、softetherクライアント端末として使用する予定です。

メモリーを1GB以上積んでいればスワップも結構少ないので、

後は、HDDをSSDに換装するだけで体感はだいぶ違うと思います。

お金さえあれば試してみたいです＞＜

【製品仕様】

マシン名：DELL Latitude X300

O　S：Windows XP Professional 32bit Service Pack 3

→　Windows7 Professional 32bit Service Pack 1へ

CPU：PentiumM 1.4GHz (低電圧版)

 
メモリー：DDR SDRAM (PC2100) 128MB + 1024MB 

ビデオカード：Intel 855GMチップセット内蔵グラフィックスチップ 

サウンドカード：オンボード
 

LANカード：オンボード（Gbit対応）
 

無線LANカード：トリプルモード(11a/b/g)に対応 
 
FDD：USB接続 
 
IDE接続：FUJITSU MHV2040AH

DELL X300 HDDのベンチマーク

HDDの回転が遅過ぎて凄く足を引っ張っていると感じているので、

この辺の変換アダプターを取り付けてSSD化したら体感がメチャメチャ速くなりそうです。