レビューメディア「ジグソー」

結局、Socket7で出した意味が無い・゚・(つД`)・゚・

Cyrixの統合型CPUのMediaGXのGXm-233GPです。
ベースクロックは5x86なので33MHz、実クロックは233MHzでMMXをサポートしています。
GXがなかなかカッコ良く見えます(゚ω゚)

当時、CyrixはCPUの進化が早いので、統合型CPUでもソケット化しより高クロックなものに交換できるようにと、また、既存の部品を使えるようにSocket7で発売しました。(以前のMediaGXはBGAパッケージのオンボード)っていっても、CPUにグラフィックやサウンドが内蔵されている為、CPUバスには互換性が無く、メカニカルコンパチ(形状のみの互換)となっています。

しかし、当方が知る限り、このCPU単体で売られたことはありませんでした・・・
写真のCPUもマザーとセットで売られていました。




体感速度は、Windows98だともっさりしています・゚・(つД`)・゚・
しかしながら、MMXに対応したこともあり、アプリケーションによっては従来のMediaGXに比べ格段に速くなっています。

このCPUはCyrixがナショナルセミコンダクターに買収された後、Geodeと名称が変更され、小型のシンクライアントによく搭載されました(;=゚ω゚)=333

裏を見るとJAPANのシルクが・・・
国内のファウンダリーを使っていたのですかね?
Cyrixと言えば、ナショセミかIBMしか浮かびませんが・・・
  • 購入金額

    7,500円

  • 購入日

    2000年09月09日

  • 購入場所

    ヤフオク(中古)

18人がこのレビューをCOOLしました!

コメント (2)

  • はにゃさん

    2012/07/14

    資料になりそうなものを見つけました。
    http://www.cpushack.com/MediaGX.html

    GJQBC824A
    から、
    G=IBM
    J=Die Revision 3.x
    Q=Shiga, Japan
    BC=Die Run Code
    8=1998
    24=24 Week
    A= Lot Code

    で、日本アイビーエムがもってた滋賀の工場で半導体を作れるということでいうと、
    旧野洲事業所だと思います。

    セイコーエプソンとの合弁会社、野洲セミコンダクターへ移管後、まるっとオムロンへ売却され、
    現在は、オムロンセミコンダクターズとして半導体製造が続いているようですが、
    今はMEMSがメインのようですね。

    野洲事業所も事業体ごとにソニーや京セラに切り売りされて、京セラがソニー分を取得して、オムロンと京セラの拠点となっているようです。
  • ふっけんさん

    2012/07/14

    はにゃさん

    おおっ!CyrixのOPNの読み方のページがあるんですね。
    貴重な資料ありがとうございます(;=゚ω゚)=333
    当時はそのページの一番左上のシルクのMediaGXが欲しかったんです・・・
    手に入らず仕舞いでしたが。

    CyrixのFabはナショセミとIBMの2又だったことは覚えているのですが・・・
    半導体工場の経緯を見ると、統廃合や買収が激しいですね・・・

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