■更新履歴
2016.2.24:初版の外観レビュー・速報版ベンチマーク・CPU比較表追加
IntelのSkylake世代のLGA1151向けCPU「Celeron G3900」です。
セロリンファンの自分としては性能が知りたい為に発売日に買いたかったのですが、日本橋にはなかなか入荷しなかったので、東京に旅行に行った時に購入しました(;=゚ω゚)=333
(ちなみに2/23現在、PCワンズに入荷していました)
【モデルナンバー(実クロック)】G3900 / 2.8GHz
【コードネーム】Skylake
【製造プロセス】14nm
【コア/スレッド】2 / 2
【L1/L2キャッシュ】未調査 / L3 2MB
【コア電圧/TDP】未調査 / 51W
【主な拡張命令】SSE4/SSE4.1/SSSE4.2/Xdbit/VT-x
【対応メモリ】DDR4-1866/2133 DDR3L-1333/1600
【内蔵GPU】intel HD Graphics510 (MAX 950MHz)
【Socket/Slot】LGA1151
【sSPEC】SR2HV
【リリース時期】2016年1月29日
【製品HP】
http://ark.intel.com/ja/products/90741/Intel-Celeron-Proc...
【発売時の記事】
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/docs/news/news/201601...
(=゚ω゚)ノ やあ、みんなお待たせ!LGA1151の真打ちの登場ですよ。
最近、ローエンドCPUと言えば、BraswellのようなAtomベースのCeleronやPentiumばかり注目されていて、メインストリームのローエンドCPUが目立たない存在になっています。
しかーし、性能はまだまだデスクトップ版メインストリームの方にアドバンテージがあるはず・・・です。上位のPentiumG4000番台と異なる点と言えば、L3キャッシュが3MB→2MBに削減、Intel HD Graphicsのクロック低減等があります。
対応メモリはDDR3LとDDR4となります。
通常のDDR3はインテルとしては正式対応は謳っていませんが、マザーボードメーカーが独自で謳っている場合が多く、事実上使えると考えて問題ありません。(あくまでインテルとしては保証外ですが)
内蔵グラフィックスが、Skylake世代ではPentiumGと同じくIntel HD Graphics510とナンバーが付けられており、無印では無くなっています。インテルのHPを見る限り、DPなら4K解像度で60Hz出力に対応するようです。
僕らのCeleronタソ(*´д`*)ハァハァ がどこまで性能UPしているか気になりますよねw
是非、検証していきたいと思います。
■外観レビュー
いつもの外観レビューから行ってみましょう(;=゚ω゚)=333
化粧箱から。
あのHaswell世代の悪趣m・・・ゲフンゲフンなデザインから大幅に洗礼された球体から光を発するようなサイバーなデザインとなっています。素直に言うと、Celeronには勿体ないくらい格好良いです(;=゚ω゚)=333
化粧箱のシールの部分。
マレーシア製。
Celeorn G3900はクロックが2.8GHz、L3キャッシュが2MBとなっています。
では、箱を開けてみましょう。
内容物は以下の通りです。
・CeleronG3900 CPU本体
・CPUクーラー
・マニュアル+エムブレムシール
CPUクーラーはシャーp・・・おや、誰か来たようだ(^^;
・・・Foxconn製ですね。
DC12V 0.17AなのでPentiumG4400と全く同じもののようです。
基本的に前世代のLGA1150のCPUクーラーも使うことができます。
PentiumG4400と同じで銅は埋め込まれていません。
そして、エムブレムシールは・・・
やはり、Celeronの文字がありません(´;ω;`)・・・
Haswell世代と同様とは言え、セロリンファンの俺涙目・゚・(つД`)・゚・
でも、デザイン自体は格好良くなっています。
CPU本体です。
CeleronG3900様の降臨キタ――(゚∀゚)――ッ!
sSpecは「SR2HV」です。
PentiumG4400と同じで、Skylake世代ではCPU本体に生産国は書かれていません。
まあ、半導体によっては前工程と後工程を違う国でする場合もあるしな。
CPUの裏側です。
小さい、セラミックコンデンサ等のチップ部品が実装されています。
落とすと、クラックする可能性が高いので注意しましょう。
■動作させてみた
まずは動作をさせてみましょう。
基本構成はPentiumG4400のレビューと同じです。
【CPU】Intel Celeron G3900
【クーラー】LGA1150時代のリテール品を使い回し
【メモリ】Team TED38192M1600C11DC(4GB×2)
【HDD】WD 250GB S-ATA
【マザー】ASRock B150M Combo-G
【グラフィック】CPU内蔵Intel HD Graphics510
【ケース】ドスパラのショップブランドケース(In Win製)
【電源】Silent King 350W
【OS】Windows7 HomePremium 64bit
とりえあず、組んでみました。
一発でPOSTしました。
PentiumG4400レビュー時の環境がそのまま残っているので楽ですね。
チップセットドライバとグラフィックドライバのみ最新版に更新しています。
■ベンチマーク(性能比較)
とりえあず、気になるのはベンチだと思うので、速報版を貼っておきますね(´・ω・`)
比較対象には、SandyBridge/IvyBridge/Haswell世代のCeleronとPentium、そしてAtomベースのCeleronN3150、あとAMDのメインストリームの最下位モデルのA4-7300と、AM1の最上位のAthlon5350も入れておきました。(G3900以外のベンチは私の過去のレビューからの使い回しです)
WEI(Windows7 64bit)
CrystalMark2004R3
CPU関係のベンチ
グラフはCeleronG3900を100としたときの相対性能です。ベンチスコアは表の方に記載しています。また、スコアが0のものは未計測又は動作しないものです。
比較対象はありませんがSuperPIの1Mです。
CPU関係のベンチのスコア表
GPU関係のベンチ
グラフはCeleronG3900を100としたときの相対性能です。ベンチスコアは表の方に記載しています。また、スコアが0のものは未計測又は動作しないものです。
GPU関係のベンチスコア表
■CPU-ZとGPU-Z
CPU-Z
CPUのクロックは800MHz-2.8GHzで可変していました。
何故かTDPが65Wと認識されています。(Intelによると51W)
GPU-Z
PentiumG4400のレビューの頃からVer.が上がっており、ちゃんとクロック数とか取得できていますね。GPUのクロックは350MHz-950MHzで可変していました。
■消費電力とCPU温度
消費電力
エコキーパーで測定しました。
比較表として記載していますが、マザーボードを含め、プラットフォームが異なるので絶対値は目安です。アイドル時と負荷時の変化に注目した方が良いでしょう。
消費電力は順当に下がっていますね。
アイドル時とロード時の差が30Wも無いので、アイドル時の消費電力を無視すれば、実質TDP35W程度の実力はあるのかも知れません。
CPU温度
HW MonitorのCPUパッケージの温度です。
計測時の室温は15℃でした。
・アイドル(起動後10分):15℃
・Prime95(5分): 26℃
・Prime95+FF14(5分): 27℃
CPU温度についてはリテールクーラーでも余裕レベルです。Socket370くらいのファンでも冷却できるレベルなのかも知れませんね。
■まとめの殴り書きというかパッと見の印象。後で書き換えます(´・ω・`)
CeleronG3900、クロックは上がってないわりに結構性能上がっててワロタwww状態です。
グラフィックに関してはCeleronG1820から2-3割向上しているものの、3DMark06を除き、A4-7300には劣ります。ただ、その差は少なくなっています。
っという訳で、
未だにCeleronG530で十分とか言っている、
俺みたいなやつ、そろそろ買い換えるべきだろm9(^Д^)プギャー
少なくともCeleronG530+ミドルレンジGPUクラスの性能はあると思います。
さて、ベンチは終わったことだし、CeleronG3900マシンは解体するかw
ケースが余って無いのよ(´・ω・`)・・・
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購入金額
5,480円
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購入日
2016年02月20日
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購入場所
パソコンハウス東映
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