レビューメディア「ジグソー」

Q6600から乗り換え、驚愕のパフォーマンス

Core2 Quad Q6600からCore i5 750に乗り換えてみました。
Q6600が2.4GHz、i5 750が2.6GHzとクロックとしては近いCPUですが、どれくらいの差が生じるのか、ベンチマークテストを行ってみました。

■ハードウェア構成

Core2 Quad Q6600
Asus P5K Deluxe WiFi
UMAX Palser DDR2-800 4GB
Leadtek WinFast PX8800GT(GeForce8800GT)

Core i5 750
Gigabyte P55-UD5
G.Skill DDR3-2000 4GB
Leadtek WinFast PX8800GT(GeForce8800GT)


■3DMark06

スコア: Core2 Quad Q6600 / Core i5 750
All: 11,696 / 14,446
SM2.0: 4,711 / 5,898
SM3.0/HDR: 5,034 / 5,611
CPU: 3,816 / 5,917

Core i5 750に変えただけで、24%もスコアが伸びています。ビデオカードは同じGeForce8800GTなので、CPUだけでこれだけの差が生じるのは驚きです。
20%以上のスコアUPといえば、ビデオカードをワンランク上に載せ替える以上のインパクトかと思います。


■CrystalMark 2004R3

Core i5/i7の最大の特徴ともいえるのが、メモリコントローラーの内蔵です。
特にLGA1156向けのCore i5/i7(Lynnfield)はPCI-Express x16も内蔵され、今までのMCH/ICHという構造が大幅に変化しています。
そこで、メモリの速度がどれくらい向上しているか、測ってみました。

[ MEM ] 52314
Read : 18586.65 MB/s ( 18586)
Write : 11738.66 MB/s ( 11738)
Read/Write : 10975.95 MB/s ( 10975)
Cache : 109932.78 MB/s ( 10993)

DDR3-2000メモリということもあって、非常にすばらしいスコアをたたき出しています。
環境は異なりますが、Q6600、X45チップセット+DDR2-1066での構成がRead:7619MB/s、Write:3201MB/sですので、その差歴然です。


これだけのポテンシャルを持ったCPUが2万円程度ですから、驚きです。
マザーボードもP55シリーズであればそれほど高くありませんし、DDR3メモリも安くなりつつありますので、もはやCore2 Quad Q9650などのCore2製品と完全に置き換わったといっても過言ではないかと思います。

OCも軽くテストしてみましたが、3.6GHz(CPU Clock Ratio:x16、BCLK Frequency:200MHz)で動作したところ、コア電圧などAutoのままで問題なく動いており、OCの楽しみもありそうです。
  • 購入金額

    20,750円

  • 購入日

    2009年09月16日

  • 購入場所

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